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富士通、Quadro搭載の法人向け15.6型モバイルワークステーション
~静脈センサー内蔵
(2013/11/28 12:45)
富士通株式会社は、第4世代CoreプロセッサやKeplerコアのQuadroなどを搭載可能な15.6型モバイルワークステーション「CELSIUS H730」を12月中旬に発売する。仕様のカスタマイズに対応し、価格は350,490円から。
従来モデルの「CELSIUS H720」から、CPUを第4世代Coreプロセッサを変更し、ストレージメニューにハイブリッドHDDを追加するなど、仕様の底上げを行なった。また本体の厚みを1.5~3.7mm薄くしたほか、重量も約200~250g軽量化している。
また、指紋センサー、スマートカードスロットに加えて、2013年4月に発表された小型手のひら静脈センサーを搭載した。
CPU、GPU、メモリ容量、ストレージ、光学ドライブ、OSのカスタマイズ注文に対応。
CPUはCore i5-4300M(2.6GHz)/i7-4600M(2.9GHz)/i7-4700MQ(2.4GHz)/i7-4800MQ(2.7GHz)/i7-4900MQ(2.8GHz)を用意。GPUはQuadro K510M(1GB)を標準搭載し、Quadro K1100M(2GB)/K2100M(2GB)へ変更。いずれもOptimusに対応する。
メモリは標準4GB。最大容量はCPUにより異なる。ストレージは標準でHDD 500GBを搭載し、SSD 256GBまたはハイブリッドHDD 750GBへ変更可能。光学ドライブは標準では非搭載だが、DVDスーパーマルチドライブまたはBDドライブを搭載できる。
OSはWindows 8.1 Pro(64bit)を標準搭載。ほかに、Windows 7 Professional(32bit)、8.1 ProからのダウングレードによるWindows 7 Professional(64bit)を選択可能。また、Windows 8/8.1 Enterpriseなどもサポートする。
ベース仕様はチップセットがIntel QM87 Express、ディスプレイが1,920×1,080ドット表示対応15.6型液晶。インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、USB 3.0×3、USB 2.0×1、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、音声入出力。
バッテリ駆動時間は約8~9.6時間。本体サイズは380×258×24.8~31.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は光学ドライブ搭載時で約2.85kg、非搭載時で約2.75kg。