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エイサー、学校教育向けにChromebookを5万台追加供給
2021年1月27日 12:00
日本エイサー株式会社は27日、日本市場におけるChromebookの供給体制を拡充すると発表した。2019年より文部科学省が推進している、児童生徒への1人1台パソコン整備施策「GIGAスクール構想」を支援する目的。
日本エイサーによれば、Chromebookをはじめとしたパソコンの導入を進めている自治体においては、端末の供給が追いついていない現状があるという。今回の拡充施策では、「Chromebook Spin 511」を新たに5万台、私立学校向けに手配した。また台数は明らかにしていないが、学校だけでなく家庭での学習環境整備需要を見込んで、「Chromebook Spin 311」の供給も進めていくとしている。
なおパソコンメーカーによるChromebookの増産については、直近でASUS JAPANが10万台の増産を発表している。また2020年からは、各メーカーからGIGAスクール構想標準仕様に準拠したパソコンの供給が行なわれている。
Chromebook Spin 511は、Celeron N4020や4GBメモリなどを搭載した11.6型コンバーチブル2in1。画面解像度はWXGA(1,366×768ドット)、HD Webカメラやmicro SDカードリーダ、Bluetooth 5.0、USB 3.1 Type-Cポートなどを備える。OSはChrome OS。
Chromebook Spin 311は、AMD A4-9120C APUを搭載する11.6型2in1。おもな装備はSpin 511とほぼ共通だが、USB 3.1 Type-Cポートを2つ備える。