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Chromebook Enterprise上でWindowsが動く仮想ソフトが正式リリース

 Parallelsは20日(米国時間)、Chromebook Enterprise上で直接Windowsを動かせる仮想ソフト「Parallels Desktop for Chromebook Enterprise」を正式発表した。

 価格は1ユーザーあたり年間税別7,389円となっており、国内での販売はParallelsのパートナー各社をとおして行なわれる。また、5ユーザーライセンスつきの1カ月間無償トライアルも提供する。

 同ソフトを使えば、フル機能のWindowsをChrome OS上で走らせることができ、Microsoft OfficeなどのWindows向けソフトを、インターネット接続がない環境でも実行できるようになる。

 Chrome OSとのシームレスな連携も実現しており、テキストやグラフィックのコピー&ペースト作業、Chrome OSの共有プリンタまたはWindows専用プリンタからの印刷、Windows用ファイルをChromebook上で、ローカルまたはクラウドに保存するオプションなどが利用できる。

 さらに、Windows 10のウィンドウの隅または端をドラッグするだけで画面解像度が変更でき、フルスクリーン表示も可能。ファイルの関連付けにおいて、Chrome OS側で開くといったことも可能となっている。

 推奨ハードウェア要件はCore i5/i7以上のCPU、メモリ16GB、128GB以上のSSDを備えたモデルで、同社は以下のデバイスを挙げている。

  • HP Elite c1030 Chromebook Enterprise (推奨)
  • HP Pro c640 Chromebook Enterprise
  • Google Pixelbook
  • Google Pixelbook Go
  • Acer Chromebook Spin 713
  • Acer Chromebook Spin 13
  • Dell Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise
  • Dell Latitude 5400 Chromebook Enterprise
  • Lenovo Yoga C630 Chromebook
  • ASUS Chromebook Flip C436FA