富士通、文教向け10.1型防水Windowsタブレットなど

ARROWS Tab Q5010/CE

　富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、文教向けタブレットおよび法人向けPCを計9機種発表した。

　教育機関向けには10.1型のWiindows搭載タブレット「ARROWS Tab Q5010/CE」および「ARROWS Tab Q5010/CB」の2機種を発売。1月下旬より販売が開始され、税別価格はともに97,200円から。

　子供が安全に安心して使用できる「School Design 360°」デザインを採用。防水対応や小さな手でも持ちやすい角のないラウンドフォルム、側面と背面に机からの落下を防ぐ滑りにくい表面処理を施すなど、筐体の各所にさまざまな配慮がされている。

　4月の新学習指導要領適用に伴う教科書改訂にあわせて、教科書上のQRコードを読み取って映像や音声を表示できるアプリ「Function Manager-QRコードリーダー」を標準搭載。本体上部にはアプリを直接起動できるショートカットボタンを備え、画面上の親指が届く位置には読み取ったデータを閲覧するためのボタンが表示される。

　基本構成時のおもな仕様は、Clelron N4000(2コア/1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、4GBメモリ、64GB eMMC、10.1型1,920×1,200ドット非光沢IPS液晶(10点マルチタッチ/ペン入力対応)、OSにWindows 10 Proなどを搭載。

　インターフェイスは、USB 3.0×2(うち1基Type-C、DP Alt Mode対応)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、200万画素インカメラ、800万画素アウトカメラ、音声入出力などを装備。別途オプションでLTEモデムも搭載できる。

　本体サイズは262.8×168.7×12.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約605g。バッテリ駆動時間は約13時間。

　そのほか、法人向け製品として6機種のPCを用意。ノートPC「LIFEBOOK」シリーズから4機種、デスクトップPC「ESPRIMO」シリーズから2機種、ワークステーション「CELSIUS」シリーズから1機種を発売する。

　「ESPRIMO Q958/MRE」以外の機種では、Windows 10 November 2019 Update(バージョン1909)を適用して出荷される。製品型番および価格は以下のとおり。