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ロジテック、“みちびき”による測位に対応した堅牢Windowsタブレット
2019年9月5日 16:59
ロジテックINAソリューションズ株式会社は、従来モデルから薄型軽量化を果たし、日本国内の測位衛星QZSS(みちびき)による測位に対応した10.1型Windowsタブレット「LZ-WA10/W1」を発売した。価格は159,840円。
現行モデルの「LT-WMT10」シリーズから約30%の薄型化と約35%の軽量化を実現し、厚さ13.3mm、重量795gとなった。タブレットの長時間操作における作業者への負担を大幅に減らしたという。
米国国防総省基準のMIL試験において、自由落下試験と対振動試験をクリア。また全面IP65準拠の防塵/防滴性能、-10~50℃の耐熱/耐寒性能を備えており、堅牢性を高めている。モード切り替え不要で手袋装着時や雨天時でもタッチ操作ができるパネルも特徴。
位置測定には、2018年11月1日にサービス開始した日本の測位衛星QZSS(準天頂衛星システム:みちびき)に対応。より精度の高い位置情報を取得可能としている。
おもな仕様は、SoCにAtom Z8350(1.44GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、ストレージに64GB eMMC、1,280×800ドット表示/10点タッチ対応10.1型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSCなどを搭載する。
インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0、Micro HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、GPS、200万画素前面/500万画素背面カメラ、音声入出力などを搭載する。
バッテリは9,000mAhで、駆動時間は約8時間。本体サイズは268×183.6×13.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は795g。