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NEC、気軽にデジタルサイネージを活用できるコンテンツ配信アダプタ
2016年9月8日 11:00
NECは、スティック型のデジタルサイネージ再生機「Media Player MP-02」を26日に発売する。同社のSOHO/企業向け直販サイトの得選街での販売価格は77,000円。
店舗などで活用されるデジタルサイネージを気軽に使えるようにするデバイスで、ディスプレイ側にHDMIで接続することにより、宣伝用コンテンツをPC側から無線で接続して配信できる。本製品は買い切りで活用できるため、月額で支払うような契約形態のサービスよりも得としている。
専用のソフトウェアが用意され、動画/静止画/テロップなどをさまざまなレイアウトで表示可能。静止画を一面に表示するだけでなく、静止画と動画の分割表示、動画の下にテロップを流すなどといった調整が行なえる。スケジュール運用も可能で、時間帯ごとに流すコンテンツを変更するためのリモートマネージャが利用できる。
また、専用ソフトウェアによるオーサリングもでき、別途編集ソフトを用意せずに利用可能。作成したデータはPCから無線で飛ばして表示させることができるが、無線が利用できない場合には、USBメモリにデータをコピーして本体に接続し、本体に接続されているSDカードに移して表示するといった使い方にも対応する。
主な仕様は、対応解像度が1,920×1,080ドット(縦横表示サポート)、対応OSはWindows 7/8.1/10。
搭載インターフェイスは、HDMI 1.4a入力、microSDXCカードスロット、USB 2.0(設定時マウス接続用ならびにコンテンツ配信用)、IEEE 802.11n、Micro USB 2.0(電源用)などを装備。
本体サイズは117×47×14mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約49g。
