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●キーワード
■■松下電器、LANインターフェイスを内蔵したLet's note
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990524/pana.htm
●Wakeup On LAN (WOL)
ウェイクアップオンラン
LAN上のPCをリモートから起動する機能、およびそのためのメカニズム。「Wake On LAN」とも。
IntelとMicrosoftが策定するPC98(Windowsプラットホーム用ハードウェアデザインガイドの'98-'99年版)のパワーマネージメントシステムに採りいれられた、OnNow(オンナウ)を実現するためのネットワークカードの機能で、PC98ではNetPCの必須項目、PC99(同'99-2000年版)ではネットワークカードの必須項目となっている。
WOLは、停止状態(※1)にあるリモートマシンに対して、起動を指示する特別なパターンの入ったパケットを送信。自分宛の指示を受信したWOL対応カードが、システムにそれを通知しシステムを起動する仕組みになっている。PC98/99では、実装方法に関する規定は特に無いが、デスクトップ機では通常、AMDが開発したMagic Packet Technology対応のマザーボードと対応ネットワークカードを装着。スタンバイ時の給電とウィクアップ信号の通知を行なうための3端子のヘッダケーブルを使って両者を接続する。LAN Wakeupを有効にしてシステムを停止すると、リモート起動が可能となる。
(※1)OnNow対応システムの電源は、赤外線リモコンでON/OFFできる家電と同じ様に、パワーオフ時でも起動の指示だけは受け取れる様になっており、この様な停止状態をソフトオフと呼ぶ。また、作業状態を維持しつつ機能的にはほとんど停止状態になる、いわゆる節電モードの方は、スリープと呼ばれる。
□PC DESIGN GUIDES
http://www.pcdesguide.com/
□OnNow and Power Management
http://www.microsoft.com/hwdev/onnow/
□Device Class Power Management Reference Specifications
http://www.microsoft.com/hwdev/specs/PMref/
Wakeup On LANに関しては「Network Specification」を参照
□Magic Packet Technology
http://www.amd.com/japan/products/npd/overview/20212.html(日本語)
http://www.amd.com/products/npd/overview/20212.html
【参考】
□OnNow
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980723/key39.htm#OnNow
□ACPI
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980310/key21.htm#ACPI
■■AMD、最高380MHzのモバイル用プロセッサK6-III-P
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990525/amd.htm
●TriLevel Cache
トライレベルキャッシュ
AMD(Advanced Micro Devices, Inc.)が'99年にリリースしたCPU、「AMD-K6-III」に採用した、3レベルのキャッシュデザイン。
キャッシュは、CPUとメインメモリ間に一時記憶用の高速なSRAMを置き、メインメモリに使用している低速なDRAMのアクセススピードをカバーする技法である。このキャッシュメモリが複数段置かれている場合に、CPUにいちばん近いものから順にL1(Level 1~一次キャッシュ)、L2(Level 2~二次キャッシュ)と呼ぶ。'89年にリリースされたIntelの486からは、L1キャッシュ(8KB)をCPUに内蔵するデザインが採用され、その互換チップとして登場したAMDの5x86(16KB)やその後継のK6(64KB)ファミリ、Cyrixの5x86(16KB)やその後継の6x86(64KB)等も、同様のL1キャッシュが搭載された(マザーボード上にL1キャッシュを実装したシステムはそれ以前にもあったが)。'95年には、さらにL2キャッシュを内蔵するPentium Proをリリース。このデザインは、後継となるPentium II、III、Celeron(初期版を除く)等に引き継がれている。
これらCPUでは、システムバスとは独立したタイミングで高速にアクセスできる、L2キャッシュ専用のバスを用意(※1)。システムバス上に置く従来のL2キャッシュよりも、高速に動作するバックサイドキャッシュというスタイルを採っているのが大きな特徴となっている。AMDでは、K6-IIIではじめてコアクロックで動作するL2キャッシュを内蔵(256KB)。同時に、フロントサイドバス上に従来型のキャッシュを置き(最大1,024KB)、L3キャッシュとして利用できる様にした新しいデザインを採用。この、3階層のキャッシュデザインをTriLevel Cacheと呼んでいる。
(※1)メインメモリやチップセットが接続される従来のシステムバスをフロントサイドバス(FSB~Frontside Bus)、2次キャッシュ用の専用バスをバックサイドバス(BSB~Backside Bus)といい、バックサイドバス上に置かれたL2キャッシュは、バックサイドキャッシュと呼んでいる。バックサイドキャッシュは、Pentium II/IIIではコアクロックの半分、その他のCPUではコアクロックでアクセスできるようになっている。
□AMD-K6-III
http://www.amd.com/japan/products/cpg/k6iii/index.html
【参考】
□L2キャッシュ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971209/key10.htm#L2cache
□バックサイドキャッシュ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990114/key60.htm#backside_cache
■■法林岳之のTelecom Watch ~第26回:1999年4月編~
「cdmaOne陣営 vs NTTドコモ」対決の構図
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990525/telw26.htm
□日本デビットカード推進協議会
http://www.debitcard.gr.jp/
■■マイクロソフト「Windows 98 Second Edition」製品概要を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990528/ms.htm
●WMT(Windows Media Technologies)
(※1)ストリーミング(streaming)は、サウンドやビデオなどの時系軸を伴うリアルタイム系のデータを、ダウンロードしながら再生する技術と現在は定義されている。
□Windows Media Technologies
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
【参考】
□AVI
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980930/key48.htm#AVI_file
□WAVE
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990304/key67.htm#WAVE
■■AKIBA PC Hotline! HotHotレビュー by Ubiq Computing
期待の統合型チップセットMVP4搭載マザーボード登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990528/hotrev12.htm
□Audio Codec '97
http://www.intel.com/pc-supp/platform/ac97/
【参考】
□AC'97
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980826/key43.htm#AudioCODEC97
□PCM
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980917/key46.htm#PCM
□5.1サラウンド(ドルビーAC-3)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980303/key20.htm#AC-3
[Text by 鈴木直美]