■■キーワードが含まれる記事名
●キーワード
■■Akiba PC Hotline!ヘッドライン(5月29日号)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/990529.html
●3Dグラス/ステレオグラス/ステレオスコープ(3D glasses/stereo glasses/stereoscope)
ステレオグラフィックス用の特別な眼鏡(立体鏡)。「~グラス」は「~ゴーグル」と呼ばれることもあり、立体視用の様々なデバイスを総称して3Dディスプレイ(3D Display)、ステレオディスプレイ(Stereoscopic Display)と呼ぶこともある。
両眼の視差などを利用して立体画像を生成する技法を、ステレオグラフィックスという。もっともオーソドックスなステレオグラフィックスは、わずかに異なる視点から見た2枚の画像を、左右の目に個別に見せる方法で、専用の立体鏡を使って左右の画像を見分けるスタイルのものには、次のような方式がある。
(※1)「VESA Connector and Signal Standards for Stereoscopic Display Hardware」という規格で、Ver.1が'97年に策定されている。
■■セガ、Dreamcastを電撃的に値下げ。6月24日から19,900円で
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990601/sega.htm
フィリップスとソニーが'96年にリリースした、オーディオCDにデータの収録機能を追加した拡張規格。「Enhanced Music CD」とも。
'95年のアナウンス当初には、「CD Plus」と呼ばれていたもので、フィリップスが刊行する「Blue Book」と呼ばれる規格書にまとめられている(※1)。CD EXTRAでは、ディスクを2セッション構成にし、第1セッションは従来通りのオーディオを収録。第2セッションにデータを格納することによって、従来のオーディオCDとの互換性を保ちつつデータの収録機能を追加している。データ部分は、CD-ROMの仕様に準じたものなので、PCに使われている一般的なマルチセッション対応のドライブであれば、ハードウェア的には問題無くアクセスすることができる(オーディオセッションの後にデータ領域があることをソフトウェア側で認識する必要があるが)。未対応のドライブの場合には、単なるオーディオCDとして認識される。
(※1)CDファミリーの規格書には、それぞれに異なる色のカバーが付けられており、規格そのものをそのカバーの色で呼ぶことが多い。例えば、オーディオCDは「Red Book」、CD-ROMは「Yellow Book」、CD-RやCD-RWは「Orange Book」となっている。
●Super VCD(SVCD~Super Video Compact Disc)
スーパービデオシーディー、スーパーブイシーディー
中国で'98年に策定された、Video CDのローカル規格。
Video CDは、CDにMPEG-1のビデオデータを記録する規格として、'93年に「KaraokeCD」の名称でスタート。チャプター機能の付いたVer1.1からVideo CDという名になり、現在はメニュー機能や高画質の静止画モードを追加したVer2.0が主流となっている。これらの仕様は、フィリップスが発刊する規格書「White Book」にまとめられているが、中国国内では、MPEG-2ベースの高解像度なビデオデータの収録や、HTMLやJavaを使ったインタラクティブなインターフェイス機能を盛り込んだ独自の規格を策定。Video CDの上位規格として、SVCD規格の製品が多数リリースされている。
Video CD | Super VCD | DVD | |
---|---|---|---|
映像 (ドット) | 352×288(PAL) 352×240(NTSC) MPEG-1 | 480×576(PAL) 480×480(NTSC) MPEG-2 | 720×576(PAL) 720×480(NTSC) MPEG-2 |
音声 | ステレオ | 4chサラウンド MPEG-2 5.1 | DolbyDigital 5.1 PCM |
転送レート | 1.15Mbps | 1.15~2.60Mbps | 1.15~9.80Mbps |
記録時間 | 74分 | 約45分 | 約133分 |
■■元麻布春男の週刊PCホットライン
ディスプレイのリプレース ~ナナオE78Fを購入して思ったこと~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990602/hot042.htm
●色温度
いろおんど
光の色を、それに相当する温度で表現したもの。
高温の物体がエネルギーを放出する現象を、温度放射あるいは熱放射という。放射されるエネルギーとスペクトル分布は、物体の種類と温度によって決まるが、同じ物体であれば、温度が高いほど波長の短い放射が強く放出される。
全てのエネルギーを完全に放射する物体(完全放射体あるいは黒体という)を想定し、この物体が放射する波長とその温度の関係を、光の色にあてはめたのが色温度。単位は、エネルギーが0の状態である絶対零度を基点とした絶対温度(K=ケルビン)で表す。
私達の目には順応性があるため、日常生活ではこのような絶対的な色の違いをあまり感じないのだが、同じ白であっても、色温度が低ければ赤っぽく、高ければ青っぽく見える(その環境で適切な色に処理すると逆の結果になる)。ちなみに、晴れた昼間の屋外――いわゆる昼白色が5,500K前後である。
[Text by 鈴木直美]