米Intelは、5月10日に発表したIntel 820＋MTH搭載マザーボードの交換プログラムに関連した費用として、約2億ドルをあてる計画を発表した。

　現地時間の20日付けで2000年第2四半期の収益の上方修正を発表する際に明らかになったもので、第2四半期の売上原価として2億ドルまたは、1株当たり2セントが引き当てられる。従来、交換に要する費用の総額については明らかにされておらず、海外のニュースサイトでも予想値がまちまちだった｡

　MTHは、Intel 820チップセットでSDRAMを使用するためのチップ。Intelによれば、MTHが高負荷な状況下においてノイズに極めて敏感になるとしており、断続的にシステムがリセットや再起動、ハングする問題が確認されている。IntelをはじめIntel 820搭載マザーボードメーカーのほとんどが交換などの対策を行なっている。

□Intelのホームページ（英文）
http://www.intel.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/cn062000.htm
□ニュースリリース（和訳）
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2000/000621.htm
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（2000年6月21日）

[Reported by date@impress.co.jp]