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■■ソニー、メモリースティックスロットを備えたDVカメラ2機種
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000221/sony.htm
●S/N比(Signal to Noise ratio)
エスエヌひ
信号対雑音比。
信号(signal)と雑音(noise)の比率を、一般に下記のように算出しデシベル(dB)という単位で表したもので、数値が大きいほど雑音が少ないことを表す。
例えば信号が1V、雑音が1mVの場合、S/N比は60dBとなる。
【参考】
□dB
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980421/key27.htm#dB
□ダイナミックレンジ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990318/key69.htm#dynamic_range
■■Intel Developer Forumレポート
Intelがチップセットのロードマップを公開~Intel 820も2+2が正式サポートへ~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000221/idf05.htm
●AIMM(Agp Inline Memory Module)
エーアイエムエム
Intelが'99年にリリースした、チップセットに内蔵されたグラフィックスコントローラに、ローカルメモリを増設するためのインターフェイス規格。
Intelは'99年にリリースされたチップセット「Intel 810」から、「Intel Accelerated Hub Architecture」を導入。PCIバスでメモリ周りの回路を統合したノースブリッジと、I/O周りの回路を統合したサウスブリッジを接続した従来のアーキテクチャから、専用バスでの接続に変更した。
ノースブリッジに相当するチップをMCH(Memory Controller Hub)、サウスブリッジに相当するチップをICH(I/O Controller Hub)と名付けた。また、MCHにはグラフィックスコントローラを統合したGMCH(Graphics Memory Controller Hub)と呼ばれるタイプもあり、メインメモリをグラフィックス用のメモリに動的に割り当てる、D.V.M.T.(Dynamic Video Memory Technology)という技術を採り入れ、システムのローコスト化を計っている。
基本的には専用のローカルメモリを持たないGMCHだが、3Dグラフィックスの性能を向上させるために、4MBのSDRAMを搭載できるチップも用意。このメモリをディスプレイキャッシュと呼んでいる。
AIMMは、このディスプレイキャッシュ用のローカルメモリを、汎用性の高いメモリモジュールとして供給できるようにするためのもので、物理的には、既存のAGPスロットを使用。3.3V版のAGPで規定されている電源周りのピン配置をそのままに、他をメモリモジュール向けに再定義し、グラフィックスコントローラに32bit/133MHzのメモリバスを提供する。
□AIMM(Intel)
http://developer.intel.com/design/chipsets/memory/aimm/
【参考】
□AGP(Accelerated Graphics Port)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980513/key29.htm#AGP
□GMCH(Graphics Memory Controller Hub)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990624/key81.htm#GMCH
□ディスプレイキャッシュ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991202/key100.htm#display_cache
□チップセット
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980729/key40.htm#chipset
□PCI(Peripheral Component Interconnect)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980617/key34.htm#PCI
■■クリエイティブ、PS2対応ドルビーデジタルスピーカー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000222/creative.htm
●Dolby (Surround) Pro Logic
ドルビー(サラウンド)プロロジック
Dolby Laboratoriesが'87年に発表し、民生機に広く採用されたサラウンド方式。
サラウンド(surround)は取り巻くという意味で、複数のチャンネルを使った立体音場再生装置、あるいはその手法のことを指す。同社のサラウンド技術は、「Dolby Stereo」の名で'76年に登場。バーブラ・ストライザンドの「スター誕生」を皮切りに、「スター・ウォーズ」、「未知との遭遇」といった対応作品が次々に大ヒットし、劇場映画の標準システムとして広く普及した。
'82年、同社は劇場の臨場感を家庭で再現するためのシステムとして、左右のステレオ信号にサラウンド信号を加えた3チャンネルのサラウンドシステム「Dolby Surround」をリリースする。Pro Logicはこれを改良し、劇場との互換性や臨場感を高めたもので、Dolby Surroundにセンターチャンネルを加えた4チャンネルで構成。信号は、通常の2チャンネルのステレオ信号に重畳されており、Pro Logic対応のサラウンドプロセッサを使って分離再生する仕組みになっている。
ちなみに、DVDに採用されて一躍有名になった「Dolby Digital(AC-3)」では、モノラルだったPro Logicのサラウンドチャンネルをステレオにし(※1)、さらに低音用のサブウーハー(20~200Hz)を加えた6チャンネルで構成。これを一般に5.1と呼んでおり、これを採用する劇場も増加。'99年には、センターのサラウンドチャンネルを追加した6.1構成の「Dolby Digital Surround EX」もリリースされている(※2)。
【Dolby Surround】 | 【Pro Logic】 | 【Dolby Digital 5.1】 | 【Dolby Digital EX】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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○ =リスナー、L =(Left)、R =(Right)、C =(Center)、S =(Surround)、LS =(Left Surround)、
RS =(Right Surround)、BS =(Back Surround)、LFE=(Low Frequency Effects~サブウーハー)
(※1)4チャンネルのサラウンド信号が100~7,000Hzであるのに対し、LS、RSは他のチャンネルと同様20~20,000Hzをカバーする。
(※2)Dolby Digitalは、バットマン・リターンズ('92年)が、EXはスターウォーズ・エピソード1('99年)が初めて採用。
□Dolby Laboratories, Inc.
http://www.dolby.com/jp/
【参考】
□DolbyDigital(AC-3)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980303/key20.htm#AC-3
□DTS
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990701/key82.htm#DTS
■■オムロン、指紋照合を利用したパスワード入力システム「指パス Ver1.0」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000222/omron.htm
●バスパワー方式(bus powered)
バス(ケーブル)から電源供給を受ける方式。
USB(Universal Serial Bus)やIEEE-1394(iLINK、FireWireとも)には、ケーブルに1対の電源ラインが含まれており、バスに接続したデバイスに、電力を供給できるようになっている(接続が容易になると同時に、周辺機器を含めた電源管理も可能となる[※1])。
バスに接続されるデバイスには、これまで通り自前の電源を用意するタイプとバスからの給電を受けるタイプとがあり、前者をセルフパワー(self powered)方式、後者をバスパワー方式と呼んでいる。供給電力は、1ポートあたりUSBが最大5V/0.5A、IEEE-1394が最大40V/1.5Aとなっており、起動時や接続時に、規定される最小の電力で起動し必要な電力を要求。要求された側(PCやHUB、他のデバイス)は、可能な範囲で電力を供給する。
ただし、全てのデバイスが、必要な電力をフルに供給できるとは限らない。例えばHUB自身がバスパワー方式の場合、上流から得られる最大電力から、自分の消費量を引いた残りを下流のデバイスに分け与える形になる。
PCがホストとなり、デバイスは必ずPCもしくはHUBに接続されるUSBに対し、IEEE-1394は、全てのデバイスが対等の関係で相互にコミュニケーションを行なうネットワークであり、PCやHUBだけでなくデバイスどうしが、あるいはデバイスから別のデバイスへデイジーチェーン接続されるケースもある。このような環境では、あるデバイスが停止すると、そこでネットワークが分断されてしまう可能性がある(※2)。このため、複数のポートを持つデバイスは、最小限の機能をバスパワーで維持するように設計することが好ましい。
(※1)DVカメラに使われているいわゆるDV端子は、IEEE-1394本来の仕様からこの電 源ラインを省略した簡易型であり、電力の供給はサポートしていない。
(※2)SCSIバスなどは、複数のデバイスがバスそのものを直接共有しているので問 題無いが、IEEE-1394の場合は、ポート間は1対1で接続されており、各デバイスが信号を中継するリピータの役目も担っている。そのため、この中継機能まで停止した場合には、そこでバスが途切れてしまう。
【参考】
□USB(Universal Serial Bus)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971014/key2.htm#usb
□IEEE-1394
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971118/key7.htm#ieee1394
□DV端子
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980428/key28.htm#DV
■■ニコン、COOLPIX990正式発表。4月下旬登場125,000円
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000223/nikon.htm
●ワイドコンバータ/テレコンバータ(wide converter/tele converter)
カメラのレンズの前に装着し、広角レンズ(wide angle lenz)や望遠レンズ(telephoto lenz)の効果を得るためのレンズ。~コンバージョンレンズ(~conversion lenz)とも。
レンズの焦点距離(倍率)を変えるためのアタッチメントレンズで、倍率が1未満だとワイドタイプ、1を越えるとテレタイプとなる。実際に得られる効果は、既存のレンズの焦点距離(倍率)にコンバージョンレンズの倍率を掛けたものであり、レンズそのものを交換することができないカメラには特に有効な手段である。
[Text by 鈴木直美]