IntelとIntergraph特許侵害訴訟で和解4月15日(現地時間) 発表 米Intelと米Intergraphは15日(現地時間)、両社で係争中の特許侵害訴訟について和解したと発表した。 これに基づき、両社はクロスライセンス契約を結び、Intergraphが一部の特許をIntelに提供し、Intelは3億ドルを支払う。なお、公判は継続されるが、損害賠償額が事前に合意された。賠償額は、Intergraphが地方裁判所で勝訴した場合は1億5千万ドル、控訴審での勝訴は2億5千万ドル、Intelが勝訴した場合は0となる。 Intergraphは'97年にIntelを提訴している。その際のリリースによれば、Intelが同社のClipperプロセッサに使用されているキャッシュメモリに関する特許を無償で使用し、特許権を放棄するように迫った。また、それを拒絶した際にIntel製チップセットのバグなどの技術情報を通知しないなどの圧力をかけたとしている。 この訴訟は、'98年にFTC(米連邦取引委員会)がIntelを独占禁止法違反で審理を開始するきっかけの一つとなった。なお、FTCとIntelは'99年に和解している。 □Intelのホームページ(英文) (2002年4月16日) [Reported by date@impress.co.jp] | I |
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