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2017年夏の激安ノートパソコンおすすめを探る

~老若男女6人が独自の視点で5万円以下の製品を徹底比較

レノボ ideapad Miix 320(42,984円)の評価

※ここでは、ideapad Miix 320の評価を掲載している。今回レビューしているほかの5製品をご覧になりたい方は、ページ最下部にあるリンク付きの目次を参照いただきたい。

ideapad Miix 320
税別価格39,800円(税込42,984円)※価格は評価時点のもので、変更される可能性があります
キーボードのレイアウト
背面
左側面
右側面
キーボードは取り外し可能
マグネットで接続する
閉じた状態
最大まで開いた状態
底面
ACアダプタ

レノボ広報のコメント

 ideapad Miix 320は、Windows 10を動作させる上で必要十分なスペックを備え、着脱式キーボードを使えば快適に生産性を高めるマシンとしてモバイルシーンで役に立ちます。

 また、タブレット単体として約550gの軽量さは、10.1型クラスのタブレット専用マシンと比べても遜色ありません。リーズナブルな価格帯であり、カジュアルに使うためのサブマシンをお探しの方におすすめできる1台です。


 評価は下記のとおり。

評価
※レーダーチャートの点数は配点表の値を平均化し、性能加点および低価格加点を足したものです。性能加点はPCMark 10と3DMark Sky Diverのスコアを足して2で割ったもので、点数が高い順に順位を決め、6製品中で1位が5点、2位が4点、3位が3点、4位が2点、5位が1点、6位が0点という配分になります。低価格加点は3万円台前半で5点、3万円台半ば~4万円未満で4点、4万円以上で3点となっています。
ideapad Miix 320の配点(※5点満点)
操作性反応性画面機能/拡張性デザイン合計
笠原一輝2243415
平澤寿康4443419
石井和美3244316
勝又楓4344318
若杉紀彦3354520
ベンチマーク結果など
ideapad Miix 320
PCMark 10789
3DMark Sky Diver801
起動時間
※再起動からデスクトップ表示まで
37.56秒
ストレージの空き容量
※初期状態
39.7GB(搭載容量56.9GB)
※PCMark 10(v1.0.1275)、3DMark(v2.3.3732) Sky Diver、起動時間のそれぞれは、3回計測して平均化した値です。ストレージの容量はWindows上で表示されている値で、試用機によるものです。実際に表示されている値とは異なる場合があります。

ライター 笠原一輝のインプレッション

 脱着型のキーボードを備える2in1型デバイス。キーボードはマグネットで固定される形状になっているため、気軽に取り付け、取り外しができるのがよいが、クラムシェル時にはディスプレイがややグラグラするのが弱点。

 また、キーボードは5列になっており、ファンクションキーがなく、Fnキーと数字キーとの組み合わせで実現されるため、日本語入力ではやや戸惑うかも。ただ、その分タッチパッドは大きめになっているので操作性は良好。

 キーボード側に2つのUSBポート、本体側にはUSB Type-CとMicro HDMI端子が用意されているなど、クラムシェル型PCとしても十分使えるし、Windowsタブレットしても必要な機能は備えており、低価格で外に持って行くこともできる2in1デバイスを探しているユーザーにおすすめ。

ライター 平澤寿康のインプレッション

 小型軽量の着脱式2in1仕様で、ディスプレイはフルHD超で表示品質も申し分なくタッチ操作にも対応、安価ながらデザイン性も悪くない。全体的にかなりまとまりが良く、問題があると感じる部分が少ない。かなり完成度が高いという印象だ。

 ただ、個人的に気になるのがキーボードで、ファンクションキー列が省かれているという部分はかなり残念。また、キーボード側にUSB 2.0ポートしか用意されないなど、拡張性がやや低い部分も気になった。

主婦ライター 石井和美&明日葉のインプレッション

 2in1で、タブレットはたったの550g。キーボードドックを装着しても1.02kgだ。体感では、それほど反応も悪くないと感じた。バッテリ駆動時間は、約11.3時間と今回試したなかでは一番長いので、持ち歩き用としてぴったり。

 気になるのは、キー配列。よく使う「半角/全角」、「Delete」、「Backspace」などの位置が通常とは違うので、戸惑うことも。

明日葉ちゃん(12歳中学生)のコメント「キーボードの並びがほかと違うので、慣れるのに時間がかかりそう。バッテリが11時間もつのはすごい」。

MC/タレント 勝又楓のインプレッション

 シンプルな感じのデザインはすごくいい。ほかの色も用意されているともっとよかったかも。これくらい小さくて軽ければ、電車のなかでも使えそうでいい。

 反応性は悪くないけど、キーボードが小さいので入力がしにくく仕事で使うのにはきびしい。画面も小さすぎで、これで長時間作業をするのはきついと感じた。

PC Watch編集長 若杉紀彦のインプレッション

 筐体は剛性があり、高級感もある。ただ、製品の認定規格などのステッカーが本体に貼られているのがマイナス。

 液晶は11.6型でありながら解像度はWUXGAで広々使える。広視野角なので2in1としていろいろなスタイルで使うときに困らない。一方、手に持つとずしっとし、見た目以上に重く感じる。筐体はコンパクトだが、音量は今回の製品で最大級。ストリーミング動画の視聴にはうってつけだろう。

 キーボードは全角/半角キーの場所が悪く、ファンクションキーも分離されていないので、文字入力中心の使い方には向かない。

 アプリの反応は、操作ごとにやや待たされる。つねにバックグラウンドで重めのアプリが動いているような感じだ。

 インターフェイスは、2in1ということで、本体側にはHDMIとUSB Type-Cくらいで必要最低限。2in1としてタブレットとしても使える点で使い道は広がる。

ideapad Miix 320(80XF0007JP)のスペック
ideapad Miix 320(80XF0007JP)
CPUAtom x5-Z8350(1.44GHz、4コア)
GPUIntel HD Graphics 400
メモリDDR3L-1600 4GB
ストレージeMMC 64GB
光学ドライブ-
ディスプレイ10.1型タッチ操作対応光沢液晶
解像度1,920×1,200ドット
OSWindows 10 Home
バッテリ容量非公開
バッテリ駆動時間約11.3時間
USBUSB 3.0 Type-C、USB 2.0×2(キーボードドック側)
カードリーダmicroSDカードスロット
映像出力Micro HDMI
無線通信IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1
有線LAN-
Webカメラ前面200万画素、背面500万画素
その他スピーカー、ヘッドフォン、マイク
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約249×184×17.6mm
重量本体約550g、キーボードドック装着時約1.02kg
価格(税別/税込)39,800円/42,984円

 レノボ ideapad Miix 320の製品情報はこちらのリンクを参照。