2017年夏の激安ノートパソコンおすすめを探る

日本HP広報のコメント

　HP 15-ba000 ベーシックモデルは、3万円台から購入できるお手頃な製品ですが、仕様やデザインにHPならではのこだわりが詰まっています。まずディスプレイはフルHDの非光沢ディスプレイを採用。高精細で外光の映りこみも少ないため、動画の視聴はもちろん、長時間の使用にも適しています。

　デザインにも妥協せず、清潔感あるホワイトカラーのストライプ状のテクスチャー加工が施されたトップカバーと、ヘアラインパターンを施したキーボードで、指紋なども気にならず長くお使いいただけます。

　評価は下記のとおり。

評価

ライター 笠原一輝のインプレッション

　今回紹介した製品のなかで唯一の15.6型液晶搭載モデル。CPUはAMDのCarrizo-LベースとなるAMD E2-7110。CPUはそれなりだが、GPUはRadeon R2を内蔵しておりベンチマークの結果を見ても、3D性能は高いことがわかる。

　また、ほかの製品のストレージがフラッシュメモリになっているのに対してHDDを搭載しており、性能面ではやや不利になるが、その代わり標準状態で400GB近い空き容量を実現しており、いろいろアプリケーションをインストールできる。

　また、光学ドライブも搭載しているので、CDのリッピングやDVDを再生したりという用途にも活用でき、家庭向けのPCとしておすすめの1台。

ライター 平澤寿康のインプレッション

　サイズの大きさもあり、キーボードはテンキーも用意され、入力作業を快適にこなせる。反面、タッチパッドは範囲がわかりにくく、かなり堅いクリックボタンでやや扱いにくく感じる。

　また、ディスプレイの全体的に薄く白飛びしたような発色と視野角の狭さはかなり残念。HDD採用のため動作が重く感じる場面もあるが、容量の多さは利点。今回唯一光学式ドライブを搭載する点や、豊富な外部ポートを備える点はかなり好印象だ。

主婦ライター 石井和美&明日葉のインプレッション

　ママ友とは子どもの写真や動画をDVDなどで交換している。今回、試したなかでは光学ドライブが搭載されている唯一のモデルで、画面も15.6型で広く、PCに慣れてない初心者でも使いやすそう。

　テンキーは家計簿などをつけるときもラクなので、家で使うメインPCとして期待したいモデルだ。しかし、ひととおり操作してみると、HDDのせいかファイル操作のもたつきが気になった。それと液晶が青っぽく、全体的にボヤッと見える。値段はもう少し高くてもいいので、性能を上げてほしい。

明日葉ちゃん(12歳中学生)のコメント「クリックボタンがほかと比べると堅くて、子どもには使いにくい。カバーはおうとつがあって、指紋などの汚れがつきにくいところは気に入った」

MC/タレント 勝又楓のインプレッション

　パンダっぽいデザインという印象。大きすぎて持ち運びできないし、自分の用途には合わない。テンキーも普段使わないので、打ち間違えてしまいそうだった。

　HDDだからなのか動作が遅く、タッチパッドの操作感も少しストレスを感じた。光学ドライブがついているのはいいけど、飛び出してくるのが嫌なのでスロットインのほうがうれしい。液晶の色味も青っぽいように感じる。

PC Watch編集長 若杉紀彦のインプレッション

　デザインは個人的にイマイチ。ハイエンド製品ではかなりデザインもいけてる製品が多いだけに、もう少し頑張って欲しい。

　液晶は暗めで、視野角もやや狭いが、及第点。DVDドライブがあるので、CDを聞いたり、映画を観たりするのにちょうど良い。音量も十分大きい。

　基本性能は高いのだが、HDDが足を引っ張っているのかもたつく。起動時間も長い。一方HDDの500GBという容量の多さはメリットで、デジカメで撮った写真を保存するという用途では重宝する。

　インターフェイスは、HDMI、Ethernet、SDカードもあり、無線も高速で、申し分ない。ただ、USB 3.0まで2.0と同じ黒いコネクタなのはわかりにくい。キーピッチは十分で、配列も好印象。今回の機種で唯一テンキーもある。ただ、これだけ広々していてカーソルキーの上下が小さいのが惜しい。タッチパッドのボタンの感触は固くて安っぽい。

　気になったのは、電源LEDが側面で、電源を入れたときに入ったのかどうかがわからないところ。

　日本HP HP 15-ba000 ベーシックモデルの製品情報はこちらのリンクを参照。