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Ryzen 5は300ドル以下で6C/12Tを提供する破壊的変革とAMD
2017年4月14日 19:20
日本AMD株式会社は14日、東京・日本橋でRyzenシリーズに関する製品発表会を開催した。発表会の内容的は既に明らかとなっている情報なので、PC Watchの読者にとってはおさらいとなるが、このあと一般ユーザー向けイベントが同じ会場で開かれるため(関連記事:日本AMD、Ryzenの性能や新機能などを紹介する発売記念イベントを4月14日に開催参照)、Ryzen対応マザーボードや搭載システムの展示の意味合いが強い。
発表会の冒頭では、AMDで日本のセールスマネージャーを務めるSuezaki Hideaki氏が挨拶。Ryzenを3月3日に投入して以来、AMDにとって大きな変化が現れたとし、これまでAMD製品を使っていなかった顧客からの引き合い、既存顧客からは新しい提案、そしてメディア各社でRyzenに関する記事が掲載され、一般ユーザーの注目度が高まったとした。
Ryzen 7正式投入前、業界では若干の心配があったようだが、Ryzen 7正式投入後、その高い性能が実証され、高性能デスクトップ市場を活性化するきっかけとなった。これまでのCPU/APUは競合に性能面で及ばなかったが、Ryzenは実際に競合を超える性能を実現していることを証明できたとした。
下位のRyzen 5も今週より発売されており、遅れていたRyzen 5 1500X/1400も明日15日に発売され、十分な数量を確保したという。Ryzen 7/5ともにSenseMI技術を搭載しており、多くのセンサーをCPU内に搭載し、そのセンサーのデータをフィードバックすることで高い性能を実現する。
なお、Ryzenの後の数字は、もちろん競合のCoreシリーズを意識したものだが、同価格帯/同セグメントにおいて多コア/多スレッドを実現している点が大きなアドバンテージになるという。今後も日本市場に注力し、市場の意見や願望に応えられる製品を順次リリースするとともに、TwitterやFacebookを通じて新しい情報を提供していきたいとした。
Ryzenの概要
Ryzenシリーズの概要について、AMDでデスクトッププロセッサのマーケティングマネージャーを務めるDon Woligroski氏が解説した。ちなみに同氏は2015年までTom's Hardwareで編集者だったので、メディア畑の出身だ。
Ryzenは従来のExcavatorコアに対してIPC(1クロックあたりに実行できる命令)が52%向上している。これは従来の開発ゴールとされていた40%よりも12%高い。より高いクロックのKaby Lakeと比較しても高い性能を実現しており、「世界最速である」と謳っている。
Ryzen 7には1800X、1700X、そして安価でTDP 65Wの1700の3種類のラインナップを展開しているが、これらは300ドル以上かけられるエンスージアスト向けであり、この市場自体は小さい。300ドル以下の市場はこの2倍程度のボリュームを持っており、その価格帯に対してRyzen 5を投入することで、これまで4コア/4スレッドまでしか持っていなかった人たち(つまりCore i5を使用している市場)に、4コア/8スレッドまたは6コア/12スレッドという“破壊的な変革”ももたらせるとした。
たとえば最下位のRyzen 1500Xでも4コア8スレッドであり、スペック的には1ランク上のCore i7と競合できる。それでありながらクロック倍率がアンロックされておりオーバークロックが可能なほか、16MBのL3キャッシュを備えている点もアドバンテージであるとした。
Ryzenシリーズはすべて共通で、SenseMI技術を搭載しているほか、ニューラルネットワーク技術を活用した分岐予測システム、高度なXFR機能を搭載。付属のCPUクーラーもWraithクーラーの開発チームが担当し、高い性能を実現。1600X付属のクーラーは1700Xと同じもので、1600と1500XはそこからLEDイルミネーションを省いたもの。一方、1400は「Wraith Stealth」と呼ばれる、シリーズでもっとも静かで低背のタイプが付属しているとした。
一方、ゲームといったアプリケーション開発も、これまではIntelに最適化したもののほうが多かったため、Ryzen向けの最適化はこれからである。AMDはゲーム開発各社にRyzen向けの最適化を進めるよう働きかけている。すでに数百にものぼる開発会社から賛同の声や、RyzenのCPUが持つ豊富なリソースに期待している声が寄せられており、StardockやBethesda、Creative Assemblyといった大手も協力。また、リリースから1カ月のうちに、既存の3つのゲームタイトルで性能向上を実現するパッチがリリースされていることをアピールした。
加えて、CPUの性能を引き出すためにはハードウェアおよびOSレベルでの最適化も欠かせないとし、DDR4-3200メモリが使えるBIOSの開発、HPETタイマーをソフトウェア「Master Utility」上から無効化する機能の追加、そしてRyzen向けに最適化されたWindows用の電源プランの配布といった活動も行なっているとした。
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