東芝、汎用DRAM事業から撤退
~米関連工場などをMicronに売却

12月18日 発表



 株式会社東芝は、汎用DRAMの製造および販売から撤退すると発表した。

 関連会社である米Dominion Semiconductorの土地、製造建屋およびDRAM関連製造設備を、2002年1月末を目標に、Micron Technologyに売却することで合意した。

 また、半導体メモリの組立拠点(後工程)については、海外を含む外部企業への製造委託を積極的に進め、コスト改善を図るとしている。主に汎用DRAMの後工程製造を行っている「四日市東芝エレクトロニクス株式会社」については、2002年6月末を目処に解散を含めた体制の見直しを行なう。

 さらに、意思決定の迅速化と経営効率の向上を図るため、半導体メモリ事業に関する技術、生産管理などの本社機能を、2002年6月末までに四日市地区に集結させる。DRAMの開発機能については、最先端のDRAM混載システムLSIやシステム・オン・チップの事業化に必要な技術という観点から、コア技術の開発は継続するとしている。

 なお、四日市工場はメモリ事業の世界拠点と位置付けられ、Dominion Semiconductor社内にあるSanDiskとの合弁会社「フラッシュビジョン」所有のフラッシュメモリ製造設備は四日市工場内へ移設する。

 汎用DRAMからの撤退により、東芝のメモリ事業は、NAND型フラッシュメモリを中核に、大容量NOR型フラッシュメモリ、FCRAM、特定顧客向けDRAMなど、アプリケーションを強く意識した、高付加価値のメモリ製品に特化する。

 これらの施策により、2002年度には半導体事業の黒字化を目指すとしている。

 汎用DRAM市場は供給過剰による価格の低落が続いており、主要メーカーの撤退を含む再編の可能性が高まっていた。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2001_12/pr_j1801.htm
□Micron Technologyのホームページ(英文)
http://www.micron.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.micron.com/content.jsp?path=/News/Corporate+News/Year+2001&edID=19365
□関連記事
【12月5日】【海外】ついに始まったDRAM業界大再編への動き
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011205/kaigai01.htm
【5月30日】IDC Japan、2000年の世界DRAM市場シェアを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010530/idc.htm
【'99年10月8日】東芝と米SanDisk、大容量フラッシュメモリの開発と製造で提携
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991008/toshiba.htm

(2001年12月18日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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