Intel、Celeron 733/766MHzを製造中止、全モデルがFSB 100MHzに
--ステッピング変更も同時に告知

7月27日(現地時間) 発表


 米Intelは27日(現地時間)、Celeron 733/766MHzの製造中止を発表した。これにより、デスクトップPC用のCeleronプロセッサはFSB 100MHzの800/850/900MHzの3モデルとなる。

 Celeronは'98年4月発表のシリーズ最初の製品である266MHz以来、FSB 66MHzだったが、2001年1月発表のCeleron 800MHzからFSB 100MHzへの移行が進んでいた。なお、Celeron 733MHzはIntelのTelecommunications and Embedded Group(TEG) Embedded Intel Architecture Division(EID)に移管され、組み込み市場向けでサポートが続けられる。

 また、あわせてCeleronのステッピング変更もアナウンスされた。ステッピングはC-1からD-1となり、コア電圧が1.7Vから1.75Vへ変更されている。OEM向け出荷は7月9日から開始されており、ボックス版も7月30日より出荷される。また、Pentium III 866MHzボックス版の製造中止もアナウンスされている。

□米Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文 PDF)
・Celeron733/766MHz製造中止の告知
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0001213.pdf
・Celeronステッピング変更の告知
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0001055.pdf
・ボックス版Celeronステッピング変更の告知
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0001203.pdf
・ボックス版Pentium III 866MHz製造中止
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0001210.pdf
□関連記事
【1月4日】米Intel、初のFSB100MHzのCeleron 800MHzなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010104/intel.htm
【'98年4月15日】インテル、Pentium II 350/400MHzと440BXチップセット正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980415/intel.htm

(2001月7月30日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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