米Intel、初のFSB100MHzのCeleron 800MHzなど
~1.3GHz Pentium 4は第1四半期中に登場~

1月3日(現地時間) 発表

1,000個ロット時単価
Celeron 800MHz 170ドル
Intel 810E2 27ドル


Intel 810E2ダイアグラム
 米Intelは3日(現地時間)、デスクトップPC用のCeleronシリーズとしては初めて100MHzのFSBで動作するCeleron 800MHzを発表した。1,000個ロット時の単価は170ドル。

 同時にIntel 810にUltra ATA/100と4個のUSBポートを追加した、新しいチップセットIntel 810E2も発表された。1,000個ロット時の単価は27ドル。いずれも搭載機種は30日以内に各PCメーカーから出荷される。なお、Celeron 800MHzのバルク品は、12月中旬から秋葉原の店頭で出回っている。

 デスクトップPC向けのCeleronシリーズのFSBは66MHzに留まっており、パフォーマンス的にライバルに対抗することが難しくなっていた。Pentium IIIのFSB 133MHz化も進んだことからようやく100MHz化に踏み切ったものと思われる。

 また、Intel 810E2はグラフィックス統合型の810Eに、815Eなどで使用されているICH2を組み合わせた製品。

 なお、この発表とあわせて、Intel Desktop Platform MarketingのJeff McCreaディレクター名で2001年のデスクトップPC戦略が明らかにされた。それによれば、2001年はPentium 4の本格的な立ち上げの時期として位置づけられており、従来の1.4/1.5GHzの量産に加え、第1四半期中に1.3GHzが追加される。これは、1,500ドル以下のPCをターゲットとする。

 また、0.13μmルールによるPentium 4の登場は第4四半期、Pentium 4の生産量がPentium IIIを上回るのは2002年の第1四半期とされている。

 なお、5日付でインテル株式会社からも発表された。国内での1,000個ロット時単価は、Celeron 800MHzが19,250円、810E2が3,060円。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20010103bb.htm
□ニュースリリース(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2001/010105.htm
□Celeron 800MHzデータシート(英文、PDF形式)
http://developer.intel.com/design/celeron/datashts/243658.htm
□Intel 810E2製品情報(英文)
http://developer.intel.com/design/chipsets/810e2/
□関連記事
【HotHot】Celeron 800MHzがフライングで登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001222/hotrev90.htm

(2001年1月4日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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