ペースブレードジャパン、3つの形態で使えるポータブルPC「PaceBook」

9月27日発売

標準価格:オープンプライス



 ペースブレードジャパン株式会社は、タブレット型PC/省スペースデスクトップPC/ノートPCの3つの形態で利用可能なポータブルPC「PaceBook」を9月27日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は26万円の見込み。秋葉原のT・ZONE. AKIBA PLACEにおいて販売されるほか、同社Webサイトでも直販される予定。

 米PaceBlade TechnologyによるポータブルPC。本体にタッチパネル付き液晶ディスプレイを備えており、ペンまたは指による操作が可能。また、赤外線ワイヤレスキーボードが同梱されており、本体と組み合わせて省スペースデスクトップPCとして使えるほか、別売りのバッグにセットするとキーボード付きのノートPCとしても利用できる。3つの形態で使えることから、ベースブレードジャパンでは「3 in 1 PC」と呼称する。

タブレット型PC(左)、ノートPC(中)、省スペースデスクトップとして利用可能

 OSにWindows XP Home Editionを採用しており、タッチパネルも感圧式のため、Microsoftが提唱する「Tablet PC」とは似て非なる製品となっている(Tablet PCのシステム要件には電磁誘導式のタッチパネルが含まれている)。同社では、Windows XP Tablet PC Editionと電磁誘導式タッチパネルを搭載した製品も今後発売するとしている。

 CPUにCrusoe TM5600 600MHz、メモリ128MB(最大640MB)、HDD 20GBを搭載。ディスプレイはXGA(1,024×768ドット)対応12.1型TFT液晶で、縦/横(ポートレート/ランドスケープ)表示に対応している。チップセットにALi Super South 1535、ビデオチップにSMI 721 Lynx(8MB)を採用。

 インターフェイスとしてV92対応モデム、Ethernet、Type 2 PCカードスロット×1、USB×2(うち1ポートはカメラモジュール専用)、IEEE 1394(4ピン)×1、ビデオ出力ポートを備える。電源は6セルのリチウムイオンバッテリで、最大5時間動作可能としている。

 本体サイズは330×247×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.8kg。付属品はIEEE 1394接続の外付け24倍速CD-ROMドライブ、ワイヤレスキーボード、AC電源、キャリングケース。別売りでPowerPointやPowerDVDに対応したリモコンやポートリプリケータなどが用意される。

オプションでキャリングケース(左)、ポートリプリケータ(中)、リモコンが用意される

□ペースブレードジャパンのホームページ
http://www.itnw.ne.jp/paceblade/
□製品情報
http://www.itnw.ne.jp/paceblade/pages/product1.html
□PaceBlade Technologyのホームページ(英文)
http://www.paceblade.com/
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(2002年9月27日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]

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