2024年9月2日 10:30
PENTAX計測機器の製造・販売を行うTIアサヒ株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:田中 秀彦)は、UAV・レーザ測量システム、地上型3Dレーザスキャナによる国内向け計測業務を2024年9月より開始しました。
地上型3Dレーザスキャナ「Z+F IMAGER(R)5016」、UAV・レーザ測量システム「UL-3」
UAV・レーザ測量システムは、UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機、通称ドローン)を活用し、上空からレーザを照射して広範囲の3次元計測データを取得する装置です。
地上型3Dレーザスキャナは、測距、測角により3次元座標と反射強度を測定する機能を有し、測距光を高速で走査することで高密度な3次元計測データを短時間で取得する計測機器です。
●サービス概要
かねてより測量、土木、建設業界の皆様からご要望をいただいておりましたUAV・レーザ測量システム、地上型3Dレーザスキャナによる計測、点群データ生成までのサービスをご提供いたします。
●価格について
価格は、計測場所の規模、時間により異なります。お問い合わせください。
●「UL-3」について
計測可能範囲 :0.5m~300m
1回のフル充電で458m×458m=約21ha(東京ドーム約4.5個分)
対地高度 :50m
最大飛行可能時間:約30分(ホバリング時/計測ユニット搭載時)
取得点数 :640,000点/秒@1リターン 最大1,920,000点/秒@3リターン
点群精度 :±1cm(Lidar単体) 0.5cm/1sigma
●「Z+F IMAGER(R)5016」について
計測可能範囲 :0.3m~365m
バッテリ駆動時間 :約5時間
取得点数 :1,100,000点/秒
リニアリティーエラー:≦1mm+10ppm/m
※本仕様については、性能を保証するものではなく、GNSS衛星、配置、気象条件、環境条件に影響されます。
●事例紹介
「UL-3」により取得した鮮明なカラー点群
「UL-3」により取得した点群
高さによって色分けされています
「UL-3」により取得した点群
「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した古民家の点群
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/408208/LL_img_408208_6.jpg
「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した古民家の点群
「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した古民家の室内の点群
暗い室内も内蔵のLEDライトによりこのように取得できています
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/408208/LL_img_408208_7.jpg
「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した古民家の室内の点群
「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した地下のボックスカルバートの点群
内蔵のLEDライトにより暗い地下でもこのように取得できています
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/408208/LL_img_408208_8.png
「Z+F IMAGER(R)5016」により取得した地下のボックスカルバートの点群
【TIアサヒ株式会社について ~約90年にわたり、測量機を製造~】
1933年に測量機の製造を開始した株式会社富士製作所をルーツに持ち、1976年PENTAXのブランド名を冠しました。そして、2009年にTIアサヒ株式会社を設立いたしました。測量機器及び計測機器の開発、製造並びに販売からアフターサービスまでご提供をしております。
主な製品は、トータルステーション、GNSS受信機、UAV・レーザ測量システム、地上型3Dレーザスキャナ(TLS)、各種ソフトウェアです。過酷な条件下でも高精度であり、なおかつ操作は簡単にをモットーに高い信頼性を誇るPENTAXの測量機は、国内外のお客様から絶大な信頼を得ています。近年では、レーザスキャナやUAV・レーザ測量システムを提供し、建設現場の生産性向上と発展に貢献をしております。
【会社概要】
名称 :TIアサヒ株式会社
所在地 :埼玉県さいたま市岩槻区上野4-3-4
代表取締役:田中 秀彦