2022年6月1日 09:30
はんだ付けロボットメーカーの株式会社ジャパンユニックス(本社:東京、代表取締役社長:河野 寛史)およびエレクトロニクスの国際標準化団体、IPC Asia Pacific(本部:青島市, 中国、President:Sydney Xiao)は、はんだ付技術者の代表者を決定する日本地区大会、「IPCはんだ付コンテスト2022」をRX Japan株式会社が主催する展示会「ネプコンジャパン名古屋」にて開催することを発表しました。
詳細URL: https://cp.japanunix.com/2022-10
電子・電気機器の信頼性は、実装工程が重要であり、はんだ付はその中でも最も重要な基礎技術の一つです。IPCは、電子組立品やはんだ付品質に関して、世界中の事業者が合意する国際標準を策定しており、日本企業間でも広く採用が進んでいます。本大会を通じて、消費者や企業が購入する電子・電気機器の「不良ゼロ」を目指し、日々、技術力の鍛錬を行っている技術者の方々に高信頼性、高品質のはんだ付技術と国際標準を理解してもらうことを目的としています。
■Sydney Xiao, IPC Asia Pacific コメント
「パンデミックの影響により、世界各地で様々なイベントが中止・延期されてきました。今回、約3年ぶりにIPCはんだ付けコンテストが日本で開催されることを大変うれしく思います。高品質な日本製品は、世界でもトップクラスと認識されている。腕に自身のある技術者の方々に、日々磨き上げた技術力を発揮して頂き、是非、世界大会へ挑戦してください。」
日本代表の選定方法は、制限時間内で、はんだごてを使用し、プリント配線板に手作業で部品を取り外し、または、はんだ付し、その出来栄えを競い合います。判定基準は、電子組立品の品質に関する国際標準である、IPC-A-610のクラス3基準により、判定されます。採点は、IPCが認定するマスターインストラクターが行い、手順や安全性への配慮など、作業の様子を含めて判定します。
尚、参加希望者数の増加により、本大会より1次予選、2次予選を実施します。1次予選は、7月以降、2次予選は8月以降に順次開催を予定しています。本選参加をご希望の方は、7月下旬までに参加申し込みが必要です。
本大会の優勝者は、日本代表として、2022年11月にミュンヘン(ドイツ)にて行われる世界大会へ招待します。尚、優勝賞品として、世界大会参加に伴う渡航費、宿泊費に加え、賞金や協賛企業からの副賞が贈られます。
はんだ付コンテストは、世界各地で2011年より開催されており、本年で11年目を迎えます。2019年に開催された世界大会では、日本代表者がコンテスト史上はじめて世界チャンピオンに輝きました。尚、日本地区大会は、2019年以降、3年振りの開催です。
はんだ付コンテスト日本大会ホームページ
https://cp.japanunix.com/2022-10
<コンテスト概要>
名称 : IPCはんだ付コンテスト2022
期間 : 2022年10月26日(水)~28日(金)
会場 : ネプコンジャパン名古屋 IPCはんだ付けコンテスト会場
〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
Web : https://cp.japanunix.com/2022-10
参加料 : 無料
賞品 : ミュンヘン往復航空券、ドイツ宿泊費、優勝賞金、他副賞あり
審判 : マスターインストラクター 千葉 達也(株式会社ジャパンユニックス)、
他1名
主催 : IPC ~Build Electronics Better~、
株式会社ジャパンユニックス
共催 : RX Japan株式会社
運営事務局: 株式会社ジャパンユニックス
https://www.japanunix.com/
協賛 : 株式会社ジャパンユニックス、千住金属工業株式会社、
株式会社日本スペリア社、JBC
■会社概要
商号 : IPC Asia Pacific
代表者: Sydney Xiao(President)
所在地: 青島市, 中国
創立 : 2002年
URL : http://www.ipc.org/
商号 : 株式会社ジャパンユニックス
代表者 : 代表取締役社長 河野 寛史
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂2-21-25
設立 : 1974年4月
事業内容: はんだ付周辺機器、自動機、ロボット、
その他精密機器の設計開発、製造、販売
国際標準IPCの翻訳、販売、トレーニング業務
資本金 : 3,000万円
URL : https://www.japanunix.com/
■IPC及びIPC標準に関する詳細
URL: https://www.japanunix.com/ipc/