2022年5月10日 11:00
福岡を代表する異業種とオブザーバー福岡市からなる共同事業体「Fukuoka Smart City Community(以下 FSC)」に参画する会員企業8社は、2022年3月22日より福岡の次の防災アクションをオンライン市民投票で決める「防災選」を行ってまいりました。このたび、集計結果により防災候補から1位が決定し、FSCが半年以内にアクションを開始する防災の課題が「ペット防災」に決定しましたので、お知らせいたします。
■「防災選」概要
「防災選」は、オンライン投票でFSCが次に取り組む防災課題を決める市民参加型のプロジェクトです。参加者はFSCが特設サイトに提起する9つの防災課題「防災候補」の中から選んで投票。FSCが取り組む防災アクションを、より市民のニーズを反映したものにするとともに、「防災候補」というかたちで課題を紹介することで、防災について考え、話し合い、ご自身やご家族の防災アクションを始めるきっかけになることがねらいです。
「防災選」特設サイト(投票期間:3月22日(火)~4月22日(金))
https://lin.ee/5sRF40b/prmt/lfk/pr
■投票結果
総投票数約11,000票の中から1位に選ばれたのは「ペット防災」です。FSCでは、最も多く票を集めたこの「防災候補」を注力課題とし、解決のためのアクションを2022年9月中に開始することを目指して取り組んでまいります。
【1位】ペットのための防災を考える「ペット防災」(1,864票)
飼い主とペット、2つの命を守るために。ペットとの避難時の逃げ方や避難生活での過ごし方がもっと安心できるものになるよう考えます。
【2位】緊急時のコミュニケーションを考える「会話で防災」(1,717票)
災害時、連絡手段が途絶えたときのために事前に家族や地域で約束を決めるなどコミュニケーションで備えます。
【3位】妊娠中・子ども連れの時の防災を考える「子ども防災」(1,641票)
妊娠中の被災や子連れでの避難など、子どもを見守る人の災害時の負担を減らすために、今からできる対策を考えます。
■今後の動き
1位に選ばれた「ペット防災」のための防災アクションをFSCにて検討し、半年以内(9月中)までにアクションを開始します。
FSCでの検討会の様子(イメージ)
FSCではこれからも、市民と会員企業、オブザーバーが手を取り合い“福岡みんなで”防災力を高めることで「100年先でも、選ばれるまち、FUKUOKAをつくる」ことを目指してまいります。
<ご参考>
・「防災選」について(2022年3月投票開始時)
Fukuoka Smart City Community、福岡みんなで防災プロジェクト第2弾 福岡の防災アクションを決めるオンライン市民投票「防災選」を開始
https://www.atpress.ne.jp/news/302704
・福岡みんなで防災プロジェクト第1弾について(2021年3月発表時)
2021年3月9日実施。FSCと福岡市の共働の防災施策の一環として、「福岡市LINE公式アカウント」の交通・インフラ情報へのアクセスを強化し、市民に向けて災害時の情報収集力強化を呼びかける施策。
https://www.atpress.ne.jp/news/250360
<Fukuoka Smart City Communityについて>
名称 : Fukuoka Smart City Community
事務局所在地: 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP 博多ビル 12F
設立日 : 2020年10月14日
主な事業内容: 市民参加型のスマートシティの実現に向けた、
情報収集、情報共有、相談、イベント開催、
サービス提供・開発及びPRの機会の提供
サイト : https://fukuoka.smartcity-community.jp
FSCのこれまでの取り組み(2022年4月時点)