2022年3月14日 11:00
法人向け多要素認証システム「PassLogic(パスロジック)」は、テレワークや社内業務システムなど、多様な企業システムで利用されており、累計発行ライセンス数は139万件(※)を超えているトップシェア製品です。
認証システムに障害が発生すると、企業システムの運用が停止します。そのため、ミッションクリティカルなシステムとして、認証サーバー・システム全般を注意深く構築する必要がありますが、作業は多岐にわたり、構築コストが非常にかかります。また、メンテナンスやアップデート・システム監視など、実効的に運用するためには、適切な人材の確保やマンパワーが必要となります。
このたび、上記のような構築・運用コストを削減しつつ、PassLogicを自社の特性に合わせた環境で構築・運用したいというニーズに対応するため、パスロジ株式会社(東証TOKYO PRO Market上場:証券コード4426、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 秀治。以下、パスロジ)は、多要素認証サーバーの構築、業務システムとの連携といった導入から、運用・監視サービス、および障害時の自動復旧をパッケージ化した「PassLogic レジリエントサービス」を4月下旬より提供開始いたします。
●PassLogic レジリエントサービス: https://passlogic.jp/price/resilient_service/
サーバー運用・管理の手間を削減したい団体・企業、100%に近い可用性を確保したい自治体や官公庁などに最適なサービスとなっております。
なお、PassLogicは、自治体や官公庁へ数多くの納入実績があり、製品自体の安全性や使いやすさに好意的な評価をいただいています。その一例として、三重県庁様への導入事例を先日公開いたしました。
●3月4日公開の自治体導入事例[三重県庁]:
https://passlogic.jp/passlogic_blog/passlogic_case_mieken/
※:PassLogicを含めたパスロジック方式利用製品の発行ライセンス数。2021年6月時点
■サービスの理念「SDGsにおける経済活動の目標達成を支援」
ID管理やログインを担当する認証システムは、停止すると、従業員が業務システムを使用不可能となり、事業継続性に多大な影響が発生する、「ミッションクリティカルなインフラ」です。しかも、脆弱性管理・サーバー運用・メンテナンス・設定サポートといった複雑なサーバー管理や設定、さらに定期的なアップデートなど、細やかな対応を必要とします。このような対応を、製品を知り尽くしたメーカー自らが、最適にチューンアップしメンテナンスすることで、SDGs目標である「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進およびイノベーションの推進」について、取り組みをサポートするのが、この「PassLogic レジリエントサービス」です。
また、テレワークをはじめとする働き方改革の推進、さらに自動復旧などの取り組みによるシステム管理者の作業負担の軽減などにより、SDGs目標である「包摂的かつ持続可能な経済成長およびすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」項目について、取り組みをサポートします。
PassLogic レジリエントサービス 効果イメージ
■サービスの主な特徴
・サーバー環境構築(AWS上にお客様専用の多要素認証サーバー環境を構築)
・障害監視(24時間/365日の自動監視を実施)
・リソースチェック(24時間/365日の自動監視を実施)
・オートリカバリ(障害を検知すると自動的にサービスを復旧)
・定期メンテナンス(サーバーOSおよびPassLogicの脆弱性対策パッチを適用)
・PassLogicの開発技術者による技術サポート
「PassLogic レジリエントサービス」は、22年間、認証セキュリティを専門事業としてPassLogicを進化させ続けてきたパスロジが、強靭なインフラ構築を実現したい企業に向けて、徹底した安心と安定をコンセプトに提供するサービスです。
PassLogic レジリエントサービス サービスイメージ
■価格
・サーバー設計/構築費用:1,500,000円~
・構築作業オプション費用:お問合せください
・サービス利用料:1,158円/月額/ID単価(1,000IDの場合)
サービス利用料は、利用ユーザー数により単価が変動するボリュームディスカウント方式です。また、ベーシックプランとプレミアムプランをご用意しております。詳細なサービスメニューおよび費用は、下記Webサイトよりパスロジまでお問合せください。
●PassLogic レジリエントサービス: https://passlogic.jp/price/resilient_service/
■PassLogicの認証機能「トークンレス・ワンタイムパスワード」の仕組み
トークンレス・ワンタイムパスワードは、ブラウザだけでワンタイムパスワードを実現する仕組みです。ブラウザに表示される乱数表から、ユーザーがあらかじめ設定したパターンに沿って数字を抜き出し、入力します。表示される乱数表がログインのたびに入れ替わるので、毎回入力する数字も変化します。ワンタイムパスワードを表示するための専用のデバイスやスマートフォンが不要なため、導入・管理コストが大幅に削減できます。
●PassLogic製品サイト: https://passlogic.jp/
■パスロジ株式会社について
パスロジ株式会社は2000年の設立より、IT社会において日常的に行われる「ログイン」、「サインイン」といった作業「本人認証」について研究開発を行っているベンチャー企業です。日本において33件、世界各国では合計110件の特許を取得しております。(2022年3月14日時点)
当社の中核となる技術が、創業者で現代表取締役社長の小川 秀治が1997年に発明した「パスロジック方式」です。このパスロジック方式を利用した主力製品「PassLogic」は、350社以上の企業や政府機関等に採用実績があります。新型コロナウイルス感染症対策によるテレワーク導入拡大にも迅速に対応しました。2021年6月には、パスロジック方式利用製品の発行ライセンス数は累計139万件を突破いたしました。PassLogicは、完全社内開発の純国産セキュリティシステムですので、海外各国の政府・団体の影響を受ける可能性が低く、安心してご利用いただけます。
●パスロジ会社案内ページ: https://www.passlogy.com/corporate/
【パスロジ株式会社 概要】
社名 : パスロジ株式会社(Passlogy Co., Ltd.)
代表取締役社長: 小川 秀治
設立 : 2000年2月24日
資本金 : 1億円
上場区分 : 東京証券取引所 TOKYO PRO Market(証券コード4426)
所在地 : 東京都千代田区神田神保町一丁目6番地1 タキイ東京ビル7階
業務内容 : セキュリティソフトウェア開発販売
認証 : ISMS/ISO27001
Webサイト : https://www.passlogy.com/
主要製品 : PassLogic、4Login
※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
※記載されている商品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。