2022年1月19日 10:00
株式会社WOWOWコミュニケーションズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:山崎 一郎、以下 WOWOWコミュニケーションズ)は、iPresence合同会社(本社:兵庫県神戸市、代表:クリストファーズ クリスフランシス、以下 iPresence)の提供する卓上型テレプレゼンスアバターロボット(以下、テレロボ)kubiと自走式テレロボDouble3のコンタクトセンター部門への試験導入を経て、2022年1月より本格運用を開始いたしました。
WOWOWコミュニケーションズでは国内4拠点にコンタクトセンター部門を運営しており、研修講師の優れたスキルやノウハウの全拠点展開とセキュリティや人員管理の観点から遠隔勤務が困難とされていた管理者のコロナ禍における新しい働き方として導入し「研修」と「マネジメント」の遠隔化を高品質で実現いたしました。
<導入利用シーン>
1. 社内研修
2. 管理者の遠隔勤務
<導入テレロボ>
1. kubi(卓上型)
2. Double3(自走式)
<実証実験内容>
2021年4月よりテレロボを試験導入、4月にkubiを使った研修(講師:札幌 受講者:横浜)を実施しました。その後、範囲を拡大し本社含め全国4拠点での実証実験に至りました。
1. 研修の講師を遠隔化
「テレロボを使っても普段のテレビ会議と変わらないのでは?」と懸念の声もありましたが、実際に体験した社員からは「今までのテレビ会議研修とは格段に違う」という声が多く上がりました。
(受講者の声)
・首を振って自分のことを見てくれている感覚があり、リアルの講師よりも近くにいる感じがした
・グループワークの中、kubiが真横にあって通常よりも近い感じがした
・音声もしっかり届いて緊張感があった
(講師陣の声)
・受講者を近くに感じることができ「見ていますよ、あなた達のディスカッションを聴いていますよ」ということを伝えることができた
・リアル研修時のグループワークでは同時に複数グループが議論するため内容を完全に聞き取ることは難しいが、kubiだとしっかりと聞こえたのが新しい発見だった
kubiを活用した研修(講師が遠隔からkubiに接続)
2. 管理者の遠隔化
コンタクトセンター部門では情報管理の観点からテレワークが困難なため、管理者・コミュニケーター共に出勤するのが通例でしたがコロナ禍により在宅勤務を進めることが急務となりました。
(導入の効果)
通常、応対に関する評価や指導は対面で実施していましたが、kubiを活用することにより管理者は自宅や別拠点にいながらセンター勤務のコミュニケーターへフィードバックが可能となりました。
またkubiを常時接続することで、同じ空間にいるかのようにいつでも話しかけられるため、拠点間におけるノウハウ共有や確認も双方向で行えるようになりました。
コロナ禍に関わらず、今後はライフイベントなどで出社が難しい従業員にも対応し一人ひとりがパフォーマンスを最大限発揮するためのツールとして活用推進してまいります。
※テレプレゼンスアバターロボット(テレロボ)とは
テレロボは遠隔ビデオチャットとロボット技術を組み合わせることにより、遠くからでも主体性を持って遠隔地を歩き回ったりできる新たなコミュニケーションツール
【株式会社WOWOWコミュニケーションズ 会社概要】
本社所在地 : 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5
横浜アイマークプレイス3F
設立 : 1998年2月24日
資本金 : 47,880万円
代表者 : 代表取締役社長 山崎 一郎
事業内容 : コンタクトセンター、応対品質向上サービス、
デジタルマーケティング、データマーケティング、
物販・旅行事業
ウェブサイト: https://www.wowcom.co.jp/
【iPresence合同会社 会社概要】
商号 : iPresence合同会社
代表者 : クリストファーズ クリスフランシス
所在地 : 〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6-9
神戸ファッションマート4階
設立 : 2014年5月
事業内容: 先端技術機器、ロボット機器、通信用機器、
ソフトウェア及びそれら関連サービス提供
会社HP : https://ipresence.jp
会社紹介:
iPresence合同会社はtemi、kubiやDouble3などを活用したテレプレセンスアバターロボット関連サービスのパイオニア。
デジタルツイン(※)やメタバースと遠隔コミュニケーション技術を組み合わせた新たな遠隔地体験方法の開発・提供をしており、DX(デジタルトランスフォーメーション)と日本文化や地方創生プロジェクトなどに尽力しています。
※デジタルツイン:
リアルな空間をデジタル上にコピーした、現実と双子の関係性になる概念。
あたかもそこに居ると感じられるセミリアルなデジタル空間として、過去の保存や情報共有、状況把握のためにリアルタイムセンシングと組み合わせ、未来を予測するためのシミュレーションツールとして活用が期待されている。