2021年9月16日 16:00
ローランド株式会社は、直感的な操作性と高音質をあわせ持つボス(BOSS)ブランドのエフェクター「200シリーズ」の新機種として、高品位なプリアンプと「インパルス・レスポンス(以下 IR)(※1)」によりダイナミックかつ多彩なアンプ・サウンドを得られる『IR-200』と、ギター/ベースを存在感のあるシンセサイザー・サウンドで演奏できる『SY-200』を、2021年10月に発売します。
『IR-200』(左)と『SY-200』
■ここがポイント
『IR-200』
● ライブ・ステージ、レコーディング、ストリーミング配信など、あらゆる出力環境でリアルなアンプ・サウンドを得ることが可能
● 高品位なプリアンプと臨場感ある多彩なキャビネットIRによりダイナミックかつレスポンスに優れたサウンドを実現
『SY-200』
● アナログ・ライクのダイナミックなシンセ・サウンドをギター/ベースの奏法そのままに演奏可能
● 独自のポリフォニック・ギター・シンセ・テクノロジーにより自然な弾き心地を実現
製品の詳細はこちら:『IR-200』 https://www.boss.info/jp/products/ir-200/
『SY-200』 https://www.boss.info/jp/products/sy-200/
製品の動画はこちら:『IR-200』 https://youtu.be/MAopz0BecIQ
『SY-200』 https://youtu.be/8hQ1MEcTycY
ブランド :ボス(BOSS)
品名/品番 :アンプ&IRキャビネット『IR-200』
シンセサイザー『SY-200』
価格 :オープン価格
発売時期 :2021年10月(予定)
初年度販売予定台数(国内/海外計):『IR-200』 10,000台
『SY-200』 15,000台
ボスの高機能エフェクター「200シリーズ」に新たに加わる『IR-200』と『SY-200』は、ギタリスト/ベーシストに新たなサウンドの可能性をもたらす画期的なエフェクト・ペダルです。
『IR-200』は、クラシックな真空管アンプを再現したトーンから独自のMDP(※2)技術を採用した上質なオリジナル・アンプまで、豊富なプリアンプを搭載し、内蔵している多彩なキャビネットIRと組み合わせることで、ダイナミックでレスポンスに優れたアンプ・サウンドをさまざまな環境で得られるエフェクターです。
『SY-200』は、ポリフォニック対応のアナログ・ライクなシンセ・サウンドを豊富に内蔵。発音の遅れがなく、ギター/ベースの奏法はそのままに自然な弾き心地で演奏できます。本体パネル上のつまみで直感的に音色の調節が可能。カスタマイズした音色は、128個まで本体メモリーに保存でき、足元のスイッチ操作で手軽に切り替えて演奏することができます。
■さらに詳しく
『IR-200』
● 多彩かつ高品位なアンプ・サウンドをさまざまな環境で実現するペダル
『IR-200』は、さまざまなプリアンプとIRデータにより、高品位かつ多彩なアンプ・サウンドを実現しています。ギターアンプは、ヴィンテージ真空管アンプを再現したクリーン・トーンからモダンなハイゲイン・タイプまで8種類、ベースアンプはクリーン系からドライブ系まで3種類を搭載。IRデータは、豊富なタイプのキャビネットとマイクを組み合わせたボス・オリジナルの144種類に加え、名機と呼ばれる数々のギターアンプに搭載され、ロックギター・サウンドを象徴するスピーカー・ブランドCelestionが提供している「Celestion Digital」のIRデータ10種類を搭載しています。
『IR-200』は、2基の強力なカスタムDSPを搭載し、IRデータの特性をクラス最高峰の再現性で反映。32bit 浮動小数点/96 kHz、500msまでのモノラル及びステレオのIRデータをサポートしています。さらに、macOS/Windows対応の専用アプリ「IR-200 IR Loader」により、ステレオ×64種類(モノラル×128種)のIRデータを本体に追加することができます。
● 多彩なエディット機能と拡張性
『IR-200』は、プリアンプの切り替えや、2つのパラメトリック/グラフィックEQによる音質の細かな調節などを、本体パネル上に配置されたつまみで直観的かつ簡単に行うことができます。内蔵のIRデータは2つまで同時使用できるので、異なるキャビネットのトーンをブレンドして、広がりのあるステレオのサウンドを構築することも可能です。
ギターアンプ、ヘッドホンなどに接続して使用できるほか、オーディオ・インターフェース機能を備えているのでパソコンでのレコーディングやライブ配信の際にも『IR-200』のサウンドを活用することができます。iOSデバイスとの接続では、アンプ・サウンドをステレオで録音・再生することが可能。macOS/Windowsでは、音楽制作ソフトなどでレコーディングした演奏を再生しながら、『IR-200』のサウンド特性を付加する「リ・アンプ」にも対応します。
『IR-200』コントロール部
※1 インパルス・レスポンス(IR):アンプや音響機器、再生システムのそれぞれが持っている音の特性を記録したオーディオ・ファイルを指します。このオーディオ・ファイルには、録音する際の空間の残響と、使用した機材や演奏環境に左右される音の特性が記録されています。『IR-200』の「キャビネットIR」は、スピーカーとエンクロージャー、録音に使用したマイクロホン、マイク・プリアンプ、パワー・アンプやマイク・ケーブルなどの音響特性を記録したデータです。このIRデータを用いることで、よりリアルで臨場感のある、ダイナミックなサウンドを実現することができます。
※2 MDP:Multi-Dimensional Processingの略で、入力信号を様々な角度から解析し、瞬時に各要素に分解。それぞれの要素に適した多次元的なエフェクト処理を同時進行で行い、かつ入力信号に応じて動的に変化させることで、これまでにない表現力を実現する当社の独自技術です。
『SY-200』
● ダイナミックかつ表現力豊かなシンセ・サウンドを自然な弾き心地で
『SY-200』は、アナログ・ライクのダイナミックなシンセ・サウンドをギター/ベースの奏法そのままで演奏することができます。独自の高度なポリフォニック・ギター・シンセサイザー技術により、発音の遅れがない自然な弾き心地を実現。ポリフォニックに対応しているので、ギター特有の奏法であるコード・ストロークも違和感なく演奏できます。12種類のカテゴリーをもとに作成された171のシンセ・サウンドを内蔵。また、音色の調節は本体パネル上の3つのつまみで簡単に行うことができます。ユーザーが作成した音色を128種類まで本体に記憶でき、足元の操作ですぐに呼び出して使うことができます。
● 優れた拡張性と柔軟性
『SY-200』は、SEND/RETURN端子を使用したループ接続や、外部フット・スイッチやエクスプレッション・ペダルとの連携などの高い拡張性を備え、他のギター/ベース用エフェクターと組み合わせて複雑な音色を作ることも可能。本体の2つのフット・スイッチには、シンセ・サウンドのオン/オフはもちろん、バイパスやメモリーの切り替え、ピッチベンド、ホールドなどの機能を割り当てることができます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/275811/LL_img_275811_5.jpg
『SY-200』使用例
● 主な仕様
『IR-200』
外形寸法:101(幅)×138(奥行)×63(高さ)mm
質量 :660g
『SY-200』
外形寸法:101(幅)×138(奥行)×63(高さ)mm
質量 :630g
※ 製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0939/ よりダウンロードいただけます。
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