品薄の「GeForce RTX 5090」、ヤフオクなどで相場が高騰

　1月30日に販売が解禁となったNVIDIAのビデオカード「GeForce RTX 5090」の個人間取引相場が高騰している。

　各メーカーのGeForce RTX 5090搭載カードの価格は40万円台後半から50万円台後半だが、メルカリやヤフオク、楽天ラクマ、ジモティーなどのサイトでは、現在価格55～90万円台、即決では70～100万円までの価格が確認できる。

　GeForce RTX 5090は販売解禁日から品薄が続いており、取り扱うショップでは、当初よりWeb抽選のみで販売することや、店頭販売を行わない旨の告知を行なっている。折しも店頭での抽選販売を実施した店舗には購入希望者が殺到して混乱が起きたこともあってか、各店とも一般販売には慎重な姿勢を見せている。

　また、同じく品薄が続いている「GeForce RTX 5080」の出品も見られるようになった。「GeForce RTX 5090が買えなかった場合に備えてキープしていたものを手放す」といった主旨の出品理由が多い。こちらはRTX 5090ほど加熱しているわけではないが、新品と同じかそれよりも少し高い値付けになっているようだ。

　出品されているRTX 5080/5090の多くは「新品未開封」を謳っているが、個人間取引においてはそれを担保するものがない。また、一部の個人間取引サイトではすでに、異様に安い価格を提示して「(製品画像を)販売します」という出品も見かけたので注意してほしい。