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米連邦保安官局のシステムでランサムウェア発見。データ流出も

 米国連邦保安官局(USMS)は現地時間2月27日、同局のシステムが機密情報を侵害されるというセキュリティ事故に見舞われたと発表した。

 米メディアNBCの2月28日付の報道によると、事件は2月17日に発生。スタンドアロンのUSMSシステムに影響を与えるランサムウェアとデータ流出イベントを発見したとのことだ。

 同局のスポークスマンDrew Wade氏によると、システムはネットワークから切断されており、司法省がフォレンジック調査を開始している状況であると説明し、重大な事件であると判断したという。

 また、NBCはこの事件に詳しい法執行当局の高官の話として「証人保護プログラムとして一般に知られている証人セキュリティプログラムに関するデータベースは(本件に)関与していない」との発言も紹介。だが、同長官は「事件は重大であり、マーシャルサービスの調査対象に関する法執行機関の機密情報に影響を与える」とも述べたとしている。