やじうまPC Watch
Windows 7サポート終了から1年。PC Watchへのアクセス数はどう変化したか
2021年1月14日 14:25
Windows 7のサポートが終了して1年が経過した。それに伴い、ユーザー数がどのように変化したのかをまとめてみた。
今回計測したのは、2019年、2020年、2021年における、PC WatchへアクセスしたWindowsユーザーにおけるOSバージョン種別ごとの割合で、各年とも12月15日(前年)~1月13日までの30日間の数値を集計している。
2019 | 2020 | 2021 | |
---|---|---|---|
OSのバージョン | 割合 | 割合 | 割合 |
10 | 64.3 | 79.8 | 91.3 |
7 | 28.9 | 14.7 | 4.6 |
8.1 | 5.7 | 4.8 | 3.6 |
XP | 0.5 | 0.3 | 0.2 |
Vista | 0.4 | 0.2 | 0.2 |
8 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
これを見ると、2019年から2020年(ここでサポートが終了)の間にWindows 7ユーザーは半減。直近の2021年時点では3分の1以下に減っているが、比較的ITリテラシーが高いであろうPC Watchの読者でも、いまだに5%近く(Windowsユーザーに限る)がサポートの切れたOSを使っているとも言える。
もちろん、このなかには、企業でボリュームライセンスによる有償延長サポートを受けているユーザーがいる可能性もあるが、PC Watchにアクセスしているということは、インターネットにつながったマシンなので、延長サポートなどを受けていないのであれば、早急にOSの更新なりマシンの買い換えなりを検討したいところだ。
Windows XPやVistaのユーザーについては、なんらかの信念にもとづいて、あるいは特殊な目的で利用している可能性が高いと思われるが、日々増加するサイバー脅威にはくれぐれも注意していただきたい。
ちなみに、表には入れていないが、2021年の集計には13人のWindows NTユーザー、1人のWindows 98ユーザーがいたことも報告しておく。