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緊急事態宣言解除後に「国内旅行」の検索件数が急増。Google調べ

「国内旅行」に関する検索数推移(出典:Google)

 Googleは、緊急事態宣言解除後のユーザーの検索キーワード動向の変化を取りまとめた。

 これによれば、5月は後半にかけて「国内旅行」というキーワードの検索件数が例年並みに回復しており、なかでも「国内旅行 補助」、「国内旅行 いつから」といった検索が増えたという。また、「キャンプ」、「動物園」、「博物館 予約」、「美術館 予約」といったキーワードも例年並みの検索回数に近づきつつあり、ユーザーが“外出したい”と思っている兆候が垣間見える。

 「コロナウイルス」の検索回数は減ってきており、1月30日にWHOが緊急事態宣言を行なった前の水準になっている。しかし、「第二波」というユーザーの心配が伺えるキーワードが増加していることからわかるとおり、外出しても新型コロナ対策への意識は高いようで、「マスク 夏」、「マスク 肌荒れ」、「マスク ファンデーション」といった検索キーワードが増加している。

「コロナウイルス」検索数(出典:Google)

 また、「レシピ」への需要は引き続き高く、多くのユーザーが自炊していると見られる。おやつ需要の「餃子ピザ」、子どもと一緒に作れる「手作りパン」といったキーワードは、4月をピークに下降しているが、例年と比較すると高い水準を維持している。

 このほか、「観葉植物」や「ダイエット」、「ヨガ」(YouTube)といった在宅環境改善や運動不足解消を目的とした検索数は引き続き高い。さらに、「寄付」や「クラウドファンディング」といったキーワードが高い水準で推移し、“助け合い”の価値観が一般化するだろうと見ている。