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チップ剥がし職人、AMD Polarisの美麗な実ダイ写真を投稿

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 Fritzchens Fritz氏という写真家は、CPUやGPUといった半導体のダイを基板から引っぺがし、実物の内部構造を写真に収め、flickrに投稿している。このたび同氏は、発売されたばかりのAMD Radeon RX 470のダイ写真を投稿した。

 撮影に使われたのは、SAPPHIREのRadeon RX 470搭載カード。flickrには、ヒートシンクに始まり、チップ、ダイと順番に剥がしていく過程も公開されている。詳細は記載されていないため不明だが、ダイの表面を研磨することで、その内部構造をあらわにしているようだ。

 半導体のダイ写真は、メーカー自ら公開することもあるが、企業秘密を隠すため、特定のブロックのサイズを変更したり、削除したりといった加工を加える場合もある。そういう意味では本物のダイ写真は貴重と言える。また、色彩的に写真としても美しい。今回はソニーのα6000を使って撮影した。

 同氏は過去に、GeForce GTX 580、GTX TITAN、Riva 128、NV1、Duron、Samsung製DDRなどのダイ写真を公開している。