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Stream Deckプラグインに不具合。原因はプログラム署名の有効性判定ミスか

Stream Deckでエラーが発生しているところ

 Elgatoの配信者向けデバイス「Stream Deck」で一部機能に不具合が発生している。

 原因はstreamdeck.exeファイルのデジタル署名の有効期限が2025年10月13日で切れてしまっているため。その影響の範囲は不明だが、筆者が試した限り、BarRaider氏が作成したプラグイン「Windows Mover」において、任意のウィンドウをワンボタンで指定したモニターに移動させるボタンに「Device Not Supported」と表示され実際に動作しない。

streamdeck.exeファイルのデジタル署名のプロパティ。有効期限が2025年10月13日で切れてしまっている

 BarRaider氏のDiscordでの発言によると、解決にはElgatoがプログラムを更新するのを待つしかないという。

 【11月5日追記】この件に関して、「BarRaider氏のプラグインには、コード署名を行なった証明書の有効期限のみを確認し、期限外なら動作をブロックする処理が入っており、そのため署名が失効したと判定していた。これは署名の有効性を判断する上で間違った手法であり、Stream Deckアプリに落ち度はないのでは」という指摘をいただきました。

 実際にその後の対応処理を行なったのはプラグイン側のみで、Stream Deckアプリは更新されていない、またほかのプラグインでは問題が起きていないようであることから、上記の指摘が実態のようです。ご指摘に感謝するとともに、記事見出しを修正し、記事に追記させていただきます。