シャープ、LTE関連特許の侵害でOPPOを再び提訴

　シャープは9日、同社の保有するスマートフォンの通信技術に関する、複数のLTE関連特許の侵害で、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications Corp.,Ltd(OPPO)および同社の日本法人であるオッポジャパンを相手取り、3月6日と9日にドイツのミュンヘン第一地方裁判所、マインハイム地方裁判所、および東京地方裁判所で、特許侵害に基づく損害賠償請求訴訟の提起を行なったと発表した。

　シャープによるOPPOに対する訴訟提起は、2020年1月にもあり(参照)、今回が2回目となる。

　シャープは「当社では、保有する知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、当社の知的財産権が侵害されていると判断した場合は、常に厳正に対処していく所存です」とコメントしている。