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Fractal Design、多角形デザインを施したミドルタワーケース

Vector RS Blackout TG

 株式会社アスクは、Fractal Design製のミドルタワーPCケース「Vector RS Blackout TG」および「Vector RS Blackout Dark TG」を10月4日より発売する。

 両者の違いはサイドパネルのガラスの色で、前者の方が透明度が高い。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格はともに27,000円前後の見込み。

Vector RS Blackout Dark TG

 Vector RSシリーズは、多角形を組み合わせた外観が特徴のケース。側面に強化ガラスパネルを採用し、前面と天面は強化ガラスとスチールを組み合わせた左右非対称のデザインが施されている。

 天面のガラス部は通気スリットのついたスチールパネルと交換可能で、必要に応じてエアフローの強化が図れる。ガラスとスチールの境界部にはアドレサブルRGBストリップが組み込まれており、付属の「Adjust R1 RGBコントローラ」でライティングのカスタマイズが行なえる。

境界部のアドレサブルRGBストリップ

 ストレージを格納するドライブプレートは取り外し可能で、大型のビデオカードや水冷ラジエータなども搭載できる設計。電源ユニットやケーブルを隠せるカバーを備え、別売のライザーキット「Flex VR-25」を使ったビデオカードの垂直設置もサポートする。

 ファンは、前面に120/140mm×3、背面に120/140mm、天面に120/140mm×3(冷却用ブラケット装着時)、底面に120/140mm×2の計9基が取りつけ可能。標準では前面に2基、背面に1基の140mmファン「Dynamic X2 GP-14」が搭載されるほか、マザーボードベース裏には「Nexus+ファンハブ」も備える。

 対応マザーボードは、Extended ATX(最大幅285mmまで)、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは2.5/3.5インチ共用×6、2.5インチ×2。ビデオカードの最大長は440mm、CPUクーラーの最大高は185mmまでサポートする。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、音声入出力。本体サイズは233×552×498mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.64kg。

背面