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Google、ChromeでのFlashを無効にし「HTML5 by Default」への移行を推進

 Googleは9日(米国時間)、ChromeでのAdobe Flash Playerを無効にし、「HTML5 by Default」への移行を開始すると発表した。

 HTML5 by Defaultへの移行は数カ月の間になされる予定で、これによりユーザーは自ら許可したサイトでのみFlashの利用が可能となる。HTML5 by DefaultはChrome 55 Stableユーザーの1%、Chrome 56 betaユーザーの50%に数日以内に解放される。また、2月に発表されるChrome 56 Stableのリリースで全ユーザーに解放される予定。2017年10月には、全サイトでFlashの利用に許可が必要になる見通し。

 Googleは、FlashからHTMLに移行することで、セキュリティ性が高まり、システムの負荷軽減やそれに伴う消費電力削減の効果があるという。