イベントレポート

Dell、11型級筐体で13.3型液晶を搭載した15時間駆動の「XPS 13」

「XPS 13 Graphic Pro」。額縁が非常に狭いのが一目瞭然

 米Dellは6日(現地時間)、2015 International CESに併せて発表会を開催。13.3型液晶搭載ノートPCとしてフットプリント世界最小を謳うモバイルノート「XPS 13」を発表した。価格は799.99ドルより。

 ベゼル幅が5.2mmという狭額縁筐体により、13.3型液晶を搭載しつつ11型級の筐体サイズを実現。同じ液晶サイズのMacBook Air 13インチより23%小型の筐体という。また、カーボンファイバーを筐体素材に採用したことで、剛性を確保しつつ、1.18kgの軽量化を果たした。一方で、プロセッサは先日発表された第5世代Core、液晶は最大で3,200×1,800ドット(QHD+)という高いスペックにしながらも、バッテリ駆動時間は最大で15時間(QHD+では12時間)を確保した。

 米国ではすでに受注を開始しており、最廉価モデルは、Core i3-5010U(2.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、1,920×1,080ドット液晶、Windows 8.1を搭載し、799.99ドル。

 最上位モデルは、Core i7-5500U(2.4GHz、同)、メモリ8GB、SSD 256GB、3,200×1,800ドット表示/タッチ対応液晶、Windows 8.1を搭載し、1,599.99ドル。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Mini DisplayPort、SDカードスロット、音声入出力などを装備。本体サイズは304×200×9~15mm(幅×奥行き×高さ)。タッチモデルの重量は1.26kg。

左側面
右側面

(若杉 紀彦)