ITおよび家電関連の世界最大の展示会である「2011 International CES」が今年もラスベガスで1月6日より開幕する。
例年は開幕の前日に、Microsoftのスティーブ・バルマー氏(以前はビル・ゲイツ氏)による基調講演や、プレス向けの発表会などが開催される。この習慣は変わらないが、今回はそのさらに前の日となる現地時間の4日から、大手メーカーの発表会が予定されている。具体的には、ASUSTeK、MSI、AMD、Toshibaの4社で、PC系メーカーに力が入っている事が窺える。
それもそのはずで、過去数年IntelはCESを同社の新たなプラットフォームの発表の場としてきたが、今回はAMDもここで新プラットフォームを発表することが見込まれているからだ。当然、PCメーカーもその搭載機を各種発表、展示するだろう。
PCのみならず、昨今注目度の高いタブレット製品についても期待が高まる。前述の、ASUSTeKやMSIは2010年のCOMPUTEXでタブレットの試作機などを披露していたが、CESではより製品に近いものが公開される公算が高い。さらに、真偽のほどは不明だが、Microsoftは次期Windows 8を使ったタブレットを披露するとの噂も出ている。
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LVCCのサウスホール入り口。例年開幕前々日に訪れると、外装は完成しているのだが、今回は1日早く来たので、それすら準備中 | LVCC前の特設ステージには見慣れたロゴのテントも | バナーを見ると、ソニーは3Dを前面に出しているが、PCも絡んでいるようだ |
セントラルホール近辺もやはり工事中 | Samsung、LGという2大韓国メーカーの広告がかなり目立つ |
(2011年 1月 4日)
[Reported by 若杉 紀彦]