イベントレポート

Linux標準搭載のポータブルゲーム機。ZOTACがプロトタイプ展示

ZONE GAMING HANDHELD(PROTOTYPE)

 台湾にて23日まで開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2025で、ZOTACがブースを出展中。次期ポータブルゲーム機のプロトタイプを展示していた。

 「ZONE GAMING HANDHELD(PROTOTYPE)」として展示されていた7型ポータブルゲーム機で、2024年に投入した「ZONE」の後継機にあたる。CPUにはRyzen AI 9 HX 370を搭載。同様の製品では非常にめずらしく、OSにManjaro Linuxを標準で搭載している。ゲームモードにするとSteamが起動する。

 メモリは24GB/32GB、ストレージは1TB PCIe 4.0 SSD、ディスプレイは7型フルHD/120Hz対応AMOLEOを装備。筐体デザインは大きく変更されていないようで、左右コントローラやバンパー、2段階の調整が可能なトリガー、背面ボタンに加え、既存モデルにおいて特徴的だったアナログスティック周囲のダイヤルも引き続き備えている。

背面
天面
底面
グリップ部
Manjaro Linux起動時の様子
ゲームモード(Steam Gaming Mode)に切り替えた画面

 このほか、GeForce RTX 5060搭載ビデオカードやRyzen AI Max搭載ミニPCなども展示されていた。

ZOTAC GAMING GeForce RTX 5060 SOLO
ZOTAC GAMING GeForce RTX 5060 LOW PROFILE
ZOTAC GAMING GeForce RTX 5090 ARCTICSTORM AIO
ZBOX MAGNUS EAMAX390C。Ryzen AI Max 390+Radeon 8050S搭載
ZBOX CI675 NANO。Core Ultra 255U搭載
ZBOX EDGE MI676。Core Ultra 7 255H搭載