イベントレポート

「ThinkPhone」誕生。ThinkPadの堅牢性をスマホに

ThinkPhone

 Lenovo傘下のMotorolaは5日(米国時間)、ビジネス向けのスマートフォン「ThinkPhone by Motorola」を発表した。ThinkPad生誕30周年を記念するモデルとなっており、ThinkPadの流れを汲むブラック&レッドのデザインがチャームポイントとなっている。米国、ヨーロッパ、南米、中東、オーストラリアおよびアジアのいくつかの国で数カ月以内に販売を開始する予定。

 デザイン面のみならず、ThinkShieldと呼ばれるセキュリティプラットフォームを採用し、独自のセキュリティも確保。また、ハードウェアベースでなおかつA.I.技術が採用されているセキュリティソリューション「Moto Threat Defense」に基づき、ソフトウェアからハードウェアまでを「Moto OEMConfig」および「Moto Device Manager」を介して統括的に管理できる。

 加えて、独立したセキュリティプロセッサ「Moto KeySafe」を搭載しており、機密データをより強固に保護できるレイヤーを追加している。PINやパスワード、暗号化キーを耐タンパー性のある環境に分離して置くことでセキュリティを強化している。

 ハードウェアとしてはMIL-STD-810H準拠の堅牢性を備えており、航空機グレードのアルミニウムや軽量なアルミド繊維、Gorilla Glass Victusなどを採用。1.25mからの耐落下性能、IP68準拠の防水性能を備える。

 ThinkPadシリーズとの連携として「Think 2 Think」が謳われており、Wi-Fi経由でシームレスにPCと接続できる「Instant Connect」、PC/スマートフォン間でシームレスにコピー&ペーストが可能な「Unified Clipboard」、PCからスマートフォンの通知が受信できる「Unified Notifications」、ファイルを容易に共有する「File Drop」、AndroidアプリをPCで実行できる「App Streaming」、スマートフォンをWebカメラとして使用する「Advanced Webcam」などが利用可能。

 Microsoftと協業し、Microsoft 365およびOutlook、Teamsアプリをプリインストールするほか、ThinkPhoneのアイコニックなレッドキーを介してプッシュツートークなどが利用できる。

 そのほか仕様面では、Snapdragon 8+ Gen 1モバイルプラットフォームの採用、5GおよびWi-Fi 6Eへの対応、6.6型のFHD+ディスプレイの搭載、36時間超の駆動時間、5,000万画素のカメラ、68W TurboPowerチャージャーへの対応などが謳われている。