イベントレポート
Acer、イーゼルヒンジ採用のクリエイター向けPCなど
~未発表のRyzen 4000搭載薄型軽量14型ノートも
2020年1月6日 13:24
台湾Acerは、CES 2020で展示されるPCや液晶ディスプレイを公開した。
クリエイター向けのConceptDシリーズ
クリエイター向けの「ConceptD」シリーズは、イーゼルヒンジを採用した「ConceptD 7 Ezel Pro」、「ConceptD 7 Ezel」、「ConceptD 700」の3製品。
ConceptD 7 Ezel ProとConceptD 7 Ezelはいずれもイーゼルヒンジを採用した2in1。4K解像度のPANTONE認証済みディスプレイを搭載するほか、EMRペンを備える。前者はXeon+Quadro RTX 5000、後者はCore i7+GeForce RTXの組み合わせ。
ConceptD 700はデスクトップPCで、40dBの静音性を謳う。CPUはXeon E、GPUはQuadro RTX 4000を備える。
ゲーマー向けの液晶やRyzen搭載ノートなど
ゲーマー向けの「Predator」シリーズは液晶ディスプレイ3製品を投入。
「Predator X38」は、曲面でUWQHD+解像度/175Hz/G-SYNC/DisplayHDR 400/DCI-P3 98%対応の37.5型IPS液晶。
「Predator X32」は、4K解像度/144Hz/G-SYNC ULTIMATE/DisplayHDR 1400/1,152ゾーンのミニLEDディミング/Rec.2020 89.5%/Adobe RGB 99%/色差ΔE<1といった特徴を備えた32型液晶。
「Predator CG552K」は、4K解像度/120Hz/OLED/G-SYNC Compatible/DisplayHDR 400/DCI-P3 98.5%/中間色応答速度0.5msといった特徴を備えた55型ディスプレイとなる。
ゲーミングノートの「Nitor 5」シリーズとして、新たにCPUにRyzen 7 3750H/Ryzen 5 3550H、GPUにGeForce GTX 1650/1050 Ti、液晶に144Hz表示対応の15.6型IPSディスプレイを備えたモデルを投入する。
Acerブランド2in1など
このほか、Acerブランドで次世代Ryzen 4000プロセッサを搭載するという2in1やノートPC、プロジェクタ8製品を投入する。特徴は以下のとおり。
・Spin 5 - 第10世代Coreプロセッサ、3:2アスペクト比の13.5型液晶、ワコムAES 1.0対応のアクティブスタイラス、厚さ14.9mm、重量1.2kg。
・Spin 3 - 第10世代Coreプロセッサ、14型フルHD IPS液晶、ワコムAES 1.0対応のアクティブスタイラス、厚さ16.9mm、重量1.5kg。
・Swift 3(13.5") - 第10世代Coreプロセッサ、3:2アスペクト比の13.5型液晶、16時間駆動、厚さ15.95mm、重量1.19kg。
・Swift 3(14") - Ryzen 4000プロセッサ、14型/5.5mm狭額縁IPS液晶、厚さ15.95mm、重量1.2kg。
・TravelMate P6 - 第10世代Core i7プロセッサ、GeForce MX250 GPU、23時間駆動/急速充電対応、重量1.1kg。
・TravelMate P215 - 第10世代Core i7プロセッサ、15型/狭額縁IPS液晶、13時間駆動、MIL-STD 810G準拠の耐衝撃性。
・TravelMate P214 - 第10世代Core i7プロセッサ、14型/狭額縁IPS液晶、13時間駆動、MIL-STD 810G準拠の耐衝撃性。