イベントレポート
写真で見る、HPのGeForce RTX搭載ゲーミングノートPCとゲーミングミニタワー
2019年1月8日 00:00
HPは、CES 2019開幕に先駆けて開催されたプレス向けイベント「CES Unveiled」において、発表されたばかりのモバイル向けGeForce RTX 2000シリーズGPUを搭載するゲーミングノートPC「OMEN Laptop 15」や、GeForce RTX 2000シリーズビデオカードを搭載するゲーミングデスクトップPC「OMEN Obelisk Desktop 875」を展示した。
双方の詳しいスペックは、関連記事を参照いただくとして、本稿ではCES Unveiledで展示されたそれら2製品の実機を写真で紹介する。
OMEN Laptop 15
今回展示されたOMEN Laptop 15は、ディスクリートGPUとしてGeForce RTX 2000シリーズを搭載しているという部分が強化されたポイントで、そのほかのスペックやデザインは、従来モデルから変わっていない。開くと浮いたように見えるディスプレイや、天板のロゴ、赤を基調としたアクセントなどは、いかにもゲーミングPCらしい印象を受ける。
デザイン的に、かなり重厚なイメージだが、重量も2.41kgとずっしり。とはいえ、つねに持ち歩くものではないため、重量については気にならないだろう。
キーボードは、アイソレーションタイプで、テンキーも用意。ゲーミング向けらしく、W、A、S、Dキーが白抜きとなっている点が目につく。また、RGBライティング機能も備えるが、メインストリーム向けということで4ゾーンライティングとなっている。このほか、左右側面にはUSB Type-Aポートとオーディオジャックなどを配置し、電源や映像出力などのポートを背面に配置している点も、ゲーミングノートPCらしいと感じた。
OMEN Obelisk Desktop 875
側面に透明アクリルパネルを採用する、ミニゲーミングデスクトップ。こちらも従来モデルをベースとして、GeForce RTX 2000シリーズビデオカードを搭載するモデルが新たに追加となる。
ケースはコンパクトだが、フルサイズのビデオカードを余裕で装着できるスペースを確保。また、高性能CPUを効率良く冷却できるように、標準で簡易水冷クーラーを採用する点も特徴の1つで、赤いパイプやLEDイルミネーションで輝くファンが、ゲーミングPCらしい派手さを演出している。
マザーボードには4本のDIMMスロットと2本のM.2スロットが用意され、展示機ではPCIe/NVMe SSDを2基搭載。また、電源ユニットも出力750Wの80PLUS Platinum仕様のものを採用するなど、なかなか品質重視の設計と感じる。
ケースは、前面にOMENロゴがあり、展示機では消えていたが、ここもしっかり輝くという。また、ケース上部にはUSB×2とオーディオジャックも用意している。