イベントレポート

写真で見る、HPのGeForce RTX搭載ゲーミングノートPCとゲーミングミニタワー

GeForce RTX 2000シリーズを搭載する、OMEN Laptop 15最新モデル

 HPは、CES 2019開幕に先駆けて開催されたプレス向けイベント「CES Unveiled」において、発表されたばかりのモバイル向けGeForce RTX 2000シリーズGPUを搭載するゲーミングノートPC「OMEN Laptop 15」や、GeForce RTX 2000シリーズビデオカードを搭載するゲーミングデスクトップPC「OMEN Obelisk Desktop 875」を展示した。

 双方の詳しいスペックは、関連記事を参照いただくとして、本稿ではCES Unveiledで展示されたそれら2製品の実機を写真で紹介する。

OMEN Laptop 15

 今回展示されたOMEN Laptop 15は、ディスクリートGPUとしてGeForce RTX 2000シリーズを搭載しているという部分が強化されたポイントで、そのほかのスペックやデザインは、従来モデルから変わっていない。開くと浮いたように見えるディスプレイや、天板のロゴ、赤を基調としたアクセントなどは、いかにもゲーミングPCらしい印象を受ける。

 デザイン的に、かなり重厚なイメージだが、重量も2.41kgとずっしり。とはいえ、つねに持ち歩くものではないため、重量については気にならないだろう。

 キーボードは、アイソレーションタイプで、テンキーも用意。ゲーミング向けらしく、W、A、S、Dキーが白抜きとなっている点が目につく。また、RGBライティング機能も備えるが、メインストリーム向けということで4ゾーンライティングとなっている。このほか、左右側面にはUSB Type-Aポートとオーディオジャックなどを配置し、電源や映像出力などのポートを背面に配置している点も、ゲーミングノートPCらしいと感じた。

天板。赤いXのアクセントやOMENのロゴなどは、いかにもゲーミングPCといった雰囲気
正面
左側面
背面。電源や映像出力などのポートは背面側に集められている点も、ゲーミングPCらしい特徴だ
右側面
底面。デュアルファンの冷却システムを採用しており、後方左右側面付近に大きな吸気口が見える
ディスプレイは、15.6型のフルHD IPS液晶を搭載。表面は非光沢となっている
キーボード。W、A、S、Dキーが白抜きとなっていたり、4ゾーンのイルミネーション機能を備える

OMEN Obelisk Desktop 875

 側面に透明アクリルパネルを採用する、ミニゲーミングデスクトップ。こちらも従来モデルをベースとして、GeForce RTX 2000シリーズビデオカードを搭載するモデルが新たに追加となる。

 ケースはコンパクトだが、フルサイズのビデオカードを余裕で装着できるスペースを確保。また、高性能CPUを効率良く冷却できるように、標準で簡易水冷クーラーを採用する点も特徴の1つで、赤いパイプやLEDイルミネーションで輝くファンが、ゲーミングPCらしい派手さを演出している。

 マザーボードには4本のDIMMスロットと2本のM.2スロットが用意され、展示機ではPCIe/NVMe SSDを2基搭載。また、電源ユニットも出力750Wの80PLUS Platinum仕様のものを採用するなど、なかなか品質重視の設計と感じる。

 ケースは、前面にOMENロゴがあり、展示機では消えていたが、ここもしっかり輝くという。また、ケース上部にはUSB×2とオーディオジャックも用意している。

GeForce RTX 2000シリーズビデオカード搭載で強化されたOMEN Obelisk Desktop 875
ケースはかなりコンパクトだが、全面吸気ファンや背面、上部の排気ファンなど、エアフローもしっかり考えられた構造となっている
フルサイズのビデオカードを装着可能。もちろんGeForce RTX 2000シリーズビデオカードも問題なく装着できていた
CPUクーラーは簡易水冷クーラーを採用。ファンのイルミネーションや、赤のパイプがかなり目立つ
メモリ用DIMMスロットは4本、M.2スロットは2本用意され、展示機では2基のPCIe/NVMe SSDを搭載していた
出力750Wの80PLUS Platinum仕様の電源ユニットを搭載
本体正面。上部にOMENロゴはイルミネーションが消えているが、こちらももちろん光る
背面
正面上部には、USB×2ポートとオーディオジャックを用意