イベントレポート

過酷な環境でも使えるWindowsタブレット

 19日まで幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2018。エレコム株式会社のブースでは、ロジテックINAソリューションズの法人向けLTEモジュール内蔵ZEROSHOCKタブレット「LT-WMT10」シリーズが展示されていた。

 防塵・防水に加え、耐衝撃、耐振動、耐熱、耐寒と過酷な環境でも使用可能なこのモデル。手が濡れたままでも手袋をつけたままでも操作でき、工場などの現場でも使用可能。先月にはNTTドコモとソフトバンク回線に加えてKDDI(au)回線への対応も果たし、3大キャリア対応となった。

 展示ブースでは、他社のセキュリティソフトと連動してクレードルから外れると自動でセキュリティロックがかかる様子などをデモしていた。また、車載用クレードルやショルダーストラップなどのオプションパーツも展示されていた。

 おもな仕様は、CPUはCeleron N2930(1.83GHz、ビデオ機能内蔵)またはCore i5-5200U(2.2GHz、同)、液晶は1,280×800ドットまたは1,920×1,200ドット表示対応10.1型、ストレージは64GBまたは128GB SSDとなる。メモリは4GB。OSはWindows 7 Professional for Embedded Systems(32bit/64bit選択可能)またはWindows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 64bit。インターフェイスはUSB 3.0、Micro HDMI、microSDスロット、全面200万画素/背面500万画素カメラを搭載する。

 本体サイズおよび重量は、1,280×800ドット液晶モデルが271.8×197.2×19mm(幅×奥行き×高さ)/1.2kg、1,920×1,200ドット液晶モデルが276.1×201.5×27.6mm(同)/1.25kg。

車載クレードルに取り付けた様子
ショルダーストラップはフックで本体に取り付ける