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GIGABYTE、USB Type-C/Thunderbolt 3対応の超小型PC「BRIX」

GB-BSi5HA-6200

 日本ギガバイトは、超小型筐体を採用した「BRIX」シリーズのベアボーン2機種を14日に発売する。価格はオープンプライスで、下位モデル「GB-BSi5HA-6200」は税別店頭予想価格59,800円前後、Thunderbolt 3コントローラを搭載した上位モデル「GB-BSi7HT-6500」は同79,800円前後の見込み。

 両モデルともUSB Type-C形状のUSB 3.1ポートを1基装備。違いは上位モデルのUSB Type-CポートがThunderbolt 3に対応しており、デイジーチェーンやDisplayPort出力として利用可能なことと、USB 3.0ポートの数が多く、SDカードスロットも備えていること。

 ベアボーンのため、メモリやストレージは非搭載。OSも自前で用意する必要がある。メモリはDDR4-2133のSO-DIMMスロットが2基あり、最大32GBまで増設可能。ストレージは2.5インチシャドウベイを1基備え、7/9.5mm厚のドライブを装着できる。接続インターフェイスはSATA 6Gbps。また、拡張スロットとして、PCI ExpressおよびSATA接続のM.2(Type2280)も1基備えている。

GB-BSi5HA-6200の背面

 下位のGB-BSi5HA-6200はCPUにCore i5-6200U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)を、上位のGB-BSi7HT-6500はCore i7-6500U(2.5GHz、同)を搭載する。それぞれMini DisplayPortからリフレッシュレート60Hzで4K出力が可能。

 インターフェイスは、下位のGB-BSi5HA-6200がUSB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、Mini DisplayPort 1.2、HDMI 1.4a、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Kensingtonロックスロット、音声入出力などを装備。

 これに対し、上位のGB-BSi7HT-6500のインターフェイスはUSB 3.1 Type-Aポートがないが、USB 3.0ポートが2基多く、SDカードスロットも備えている。これ以外はほぼ共通となる。

 本体サイズは112.6×119.4×46.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は不明。75×75mmまたは100×100mmのVESAマウントをサポートし、ディスプレイスタンドのVESAマウントに装着することができる。

 対応OSはWindows 10/8.1/7で、7のみ32bitOSも含まれている。

GB-BSi7HT-6500
側面
背面

(中村 真司)