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シリコンパワー、Thunderbolt接続の小型SSD「Thunder T11」
(2013/12/4 17:05)
シリコンパワージャパン株式会社は、Thunderbolt接続の小型SSD「Thunder T11」を12月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円前後の見込み。
業界最軽量を謳うThunderbolt接続のSSD。本体サイズは74×62×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約65gと、一般的なポータブルストレージの3分の1のサイズと4分の1の重量を実現した。
内部的にはmSATAフォームファクタのSSDを採用。容量は120GBで、最大転送速度はリードが380MB/sec、ライトが340MB/sec。ファンレス構造で、バスパワーで駆動し、30cmのThunderboltケーブルが付属する。
対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Mac OS 10.3以降、Linux 2.6以降。本体色はシルバーとブルーで、ピンクとライムグリーンも要望があれば対応できるとしている。
4日に都内で開かれた記者会見では、台湾Silicon Power本社から来日したマイケル・チェン会長が同社の概要などについて説明。同社は2003年に創業して以来10年目となるが、これまで数々の賞を取得したことや、同社が台湾でこの10年間もっとも成長した企業であることをアピールした。
また、中国ではなく台湾に工場を設けており、24時間出荷体制を整えていることや100%の出荷時バーンインテストを実施していること、世界各国に拠点を設けて各地域にローカライズした製品を用意できることも強調。現在2,000種類を超える製品を製造していることをアピールした。
Thunderboltの製品担当をしているエリアル・リー氏は、T11の特徴を説明するとともに、2014年には同じくThunderbolt技術を採用した「T20」、「T30」、「T50」などの製品を用意すると説明。また2013年末にかけて、午年にちなんだUSBメモリ「F80」、「T03」や耐衝撃ポータブルHDD「Armor A30」、LEDが特徴的なUSB HDD「Stream S03」、Wi-Fi内蔵のSDカード「Sky Share S10」を日本でも発売するとした。
説明会には、株式会社BCNでアナリストを務める道越一郎氏も招かれ、4K対応TVや高画素デジタルカメラ市場が好調であることを挙げ、ユーザーが扱うデータが大容量化することで、高速ストレージ市場に需要喚起が期待できるとした。