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シャープ、11.6/14/15.6型のノートPC向けIGZO液晶パネル

~11.6型WQHDや14型WQHD+

6月より量産開始

 シャープは、業界最高水準を謳う高解像度のノートPC向けIGZO液晶ディスプレイ3モデルを6月より亀山第2工場で量産開始すると発表した。

 同社は1月より解像度が2,560×1,440ドット(WQHD)の13.3型パネルを製造してきたが、新たにWQHDの11.6型、3,200×1,800ドット(WQHD+)の14型、WQHD+の15.6型をラインナップする。密度は順に253ppi、262ppi、235ppiとなる。ペンやタッチパネルの対応も可能。

 IGZO技術を採用することにより、薄膜トランジスタの小型化を実現し、光の透過率が向上。なめらかでくっきりした文字やリアルな映像を実現するという。また、低消費電力化も実現し、静止画表示時の駆動電力を抑えるIGZOの特性との相乗効果で、ノートPCのバッテリ駆動の長時間化を実現する。

(劉 尭)