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G-Technology、USB 3.0対応の外付けHDDなど

~専用ドックでThunderboltに変換

Evolutionシリーズ
5月より順次発売

 G-Technologyは9日、USB 3.0やThunderboltに対応した外付けストレージ関連製品4モデルを発表した。

Evolutionシリーズ

G-DRIVE ev PLUSの背面。SATAインターフェイスが見える

 “Evolution”シリーズは、「G-DRIVE ev」、「G-DRIVE ev PLUS」、「G-DOCK ev with Thunderbolt」の3モデル。

 G-DRIVE ev/同 PLUSはUSB 3.0接続のHDDで、G-DOCK evはこのG-DRIVE ev/同 PLUSを最大2基装着できるThunderbolt対応のリムーバブルドック。G-DRIVE ev単体で外付けのUSB 3.0 HDDとして利用できるが、G-DOCK evと接続するとSATA 6Gbpsで接続され、JBOD/RAID 0/RAID 1の構成で利用可能。これにより容量や性能を柔軟に拡張できるとしている。

 G-DRIVE evは7,200rpmの2.5インチHDDを内蔵したUSB 3.0 HDD。最大転送速度は136MB/sec。米国での価格は500GBモデルが149.95ドル、1TBが199.95ドル。日本での発売は5月を予定している。対応OSはWindows XP/Vista/7/8、およびMac OS X 10.7以降。本体サイズは84×131×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は290g。

 G-DRIVE ev PLUSも7,200rpmの2.5インチHDDを内蔵したUSB 3.0 HDD。最大転送速度は250MB/sec。米国での価格は1TBモデルが349.95ドル。日本での発売は2013年第3四半期を予定している。対応OSはWindows XP/Vista/7/8、およびMac OS X 10.7以降。本体サイズは84×131×22mm(同)。

 G-DOCK ev with Thunderboltは先述の通り、2つの専用ベイを備えたThunderbolt対応のリムーバブルドック。初期状態で2台の容量1TBのG-DRIVE evを同梱し、米国での価格は749.95ドル。日本での発売は5月を予定している。Thunderboltポートを2基備え、デイジーチェーンによる接続に対応する。Thunderboltケーブルが同梱し、Mac対応フォーマット済み状態で出荷される。対応OSはMac OS X 10.7以降。本体サイズは130×200×90mm(同)、重量は2.66kg。冷却ファンを内蔵する。

G-DRIVE PRO

G-DRIVE PRO

 「G-DRIVE PRO」はThunderboltインターフェイスが持つ高速性を活かし、最大連続転送速度480MB/secを実現した製品。米国での価格は2TBモデルが699.95ドル、4TBモデルが849.95ドル。日本での発売は2013年第3四半期を予定している。

 2K/4Kなどの高解像度ビデオ編集向けの製品。映像をコマ落ち無くスムーズに編集するためにはおよそ305MB/sec以上の転送速度が要求されるが、これらの映像を扱うクリエイター向けに好適としている。

 3.5インチのHDDを内蔵。Mac向けにフォーマットされ、AppleのTime Machineをサポートする。インターフェイスはThunderbolt×2。対応OSはMac OS X 10.7以降。本体サイズは130×235×68mm(同)、重量は1.42kg。

(劉 尭)