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ZOTAC、mSATA×2枚を外付けできるUSB 3.0対応ケース

~ネットワークメディアプレーヤーも同時に発表

RAIDbox
3月4日(現地時間) 発売

 香港ZOTAC Internationalは4日(現地時間)、mSATA接続のSSD 2枚を外付けストレージとして利用できるケース「RAIDbox」を発表した。国内代理店でも取り扱いの予定はあるが、具体的な時期や価格は未定とのこと。

 2枚のmSATA接続SSDを内蔵可能なUSB 3.0対応外付けストレージケース。OSで個別のドライブとして認識させられるほか、スパニング、RAID 0/1構成での利用が可能。PCとのインターフェイスはUSB 3.0。使用したSSDなどのテスト環境などは記載がないが、ZOTACのWebサイトには2枚のmSATA SSDをRAID 0構成で使用した場合にリード/ライトともに350MB/secの性能を出した結果などが掲載されている。

 電源はUSB 5Vを利用するが、Y字ケーブルでデータ転送用と電源用の2個のUSBポートを使用する。また電源供給専用のケーブルも付属する。

 本体サイズは77.2×120.3×13mm(幅×奥行き×高さ)。対応OSはWindows 7/8、Mac OS X 10.8以降、Ubuntu 12.04。

付属品
インターフェイス
ケース内部
StreamBox

 また、無線LAN内蔵のネットワークメディアプレーヤー「StreamBox」も発表。同社のベアボーンであるNano XSシリーズに似た小型の筐体を採用しており、本体サイズは106×106×37mm(同)。

 メディアの受信は、DLNAのほか、Realtekが提供するスマートフォンなどからのメディア配信機能であるAirFunや、Miracastに対応。また外付けのUSBストレージ内のメディア再生にも対応する。対応形式はは動画がMPEG-4/H.264/WMV9/AVCHD、音声がMP3/FLAC/AAC/OGG Vorbis/WMA、静止画がJPEG。

 インターフェイスはHDMI出力、USB、音声出力、Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN。消費電力は最大3W。

本体前面
本体背面

(多和田 新也)