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日本HP、Core i7-3970X搭載などデスクトップ春モデル
(2013/1/24 11:00)
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)株式会社は24日、個人向けデスクトップPCの春モデルを発表。同日より順次発売する。
この春モデルではBTOにおけるメモリ8GB×2枚構成の16GB搭載をスタンダードPCへも適用するほか、量販店モデルの「Pavilion p6シリーズ」も16GBメモリを搭載する。
また、HP Directplusのソフトウェアオプションに用意されているAdobe Photoshop Elements/Premiere Elementsを、10から11へアップデートした。
HP ENVY Phoenix h9
水冷CPUクーラー搭載の「HP ENVY Phoenix h9」は、「HP ENVY Phoenix h9-1490jp」として、HP Directplusで1月24日、量販店で2月上旬から発売する。
HP Directplusモデルは、BTOのカスタマイズメニューに、Core i7-3770/同3770K(3.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB/16GB/32GB、HDD 1TB/2TB/3TB、RAID 0/1/5での1TB/2TB/4TB、SSD 128GB/256GB、HDD 1TB+16GB SSDキャッシュ、DVDスーパーマルチドライブ/BDドライブなどを用意、価格は109,830円から。
新たにHDDのパーティションを200GB+残りに分けて出荷するメニューも用意される。
量販店モデルは、CPUがCore i7-3770K、Intel Z75 Expressチップセット、メモリ16GB、HDD 1TB+SSD 16GB(キャッシュ用)、BDドライブ、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Windows 8 Proを搭載して、店頭予想価格は190,000円前後。
HP ENVY h8
「HP ENVY h8」の春モデルは、HP Directplusで1月24日に発売。冬モデルのBTOメニューにあったRadeon HD 7770をRadeon HD 8760へ強化した。
Intel X79 Expressチップセットを搭載する「HP ENVY h8-1580jp」は、冬モデルのCore i7-3960X(3.3GHz)を、Core i7-3970X(3.5GHz)に変更。さらに、HDDに3TB、RAID 0/1構成での1TB/2TB、HDDパーティション分割の各メニューを追加した。価格は99,960円から。
Intel Z75 Expressチップセットを搭載する「HP ENVY h8-1560jp」は、HDD 500GBを追加。CPUのCore i5-3570Kがメニューから削除された。価格は69,930円から。
HP Pavilion Slimline s5
「HP Pavilion Slimline s5」の春モデル「HP Pavilion Slimline s5-1550jp」は、HP Directplusで1月24日から、量販店で2月上旬から発売する。
冬モデルからの主な変更点は、BTOで選べる最大メモリ容量を16GBへアップした点と、HDDの最小容量を500GBから1TBへ変更した点。これに伴い、HP Directplusモデルの価格は49,980円からと、冬モデルに比べて約1万円高くなった。
量販店モデルは、CPUがCore i7-3770、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパマルチドライブ、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 、Windows 8 Pro(64bit)、Microsoft Office Personal 2010などを搭載して、店頭予想価格は130,000円前後。
HP Pavilion p6
「HP Pavilion p6」の春モデルは、「HP Pavilion p6-2420jp」、「HP Pavilion p6-2410jp」をHP Directplusで1月24日から発売。量販店向けの「HP Pavilion p6-2430jp」、「HP Pavilion p6-2470jp」2モデルは2月上旬より順次発売される。
HP Pavilion p6の冬モデルからの主な変更点は、HP DirectplusでエントリーCPUや地デジチューナをBTOメニューに追加したほか、メモリは最大16GBまで選べるようになった点。量販店向けモデルは全モデルメモリ16GBとなり、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetoothを搭載する。
HP Directplusで販売されるIntelモデルの「HP Pavilion p6-2420jp」は、CPUがCeleron G465(1.9GHz、ビデオ機能内蔵)/Core i3-3220(3.3GHz、同)/Core i5-3470(3.2GHz、同)/Core i7-3770、メモリが4GB/8GB/16GB、HDDが500GB/1TB/2TB/3TB、GPUがCPU内蔵グラフィックス/Radeon HD 7350/GeForce GT 630、光学ドライブがDVDスーパーマルチ/BD-ROMドライブ/BDXL対応ドライブ、OSがWindows 8/8 Pro(64bit)を選択可能で、価格は35,910円から。
同じくHP Directplusで販売されるAMDモデル「HP Pavilion p6-2410jp」は、CPUにAMD A4-5300(3.4GHz、ビデオ機能内蔵)/A8-5600K(3.6GHz、同)/A10-5800K(3.8GHz、同)、メモリが4GB/8GB/16GB、HDDが500GB/1TB/2TB/3TB、GPUにCPU内蔵グラフィックス/GeForce GT 630、光学ドライブがDVD-ROM/DVDスーパーマルチ/BD-ROMドライブ/BDXL対応ドライブ、OSがWindows 8/8 Pro(64bit)を選択可能で、価格は28,980円から。
量販店モデルの「HP Pavilion p6-2430jp」は、CPUがCore i5-3570(3.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ16GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、無線LAN、Bluetooth、Windows 8(64bit)を搭載し、店頭予想価格は85,000円前後。液晶ディスプレイ(HP 2211f)とのセットモデルが95,000円前後。
「HP Pavilion p6-2470jp」は、CPUがCore i7-3770、メモリ16GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、無線LAN、Bluetooth、Windows 8(64bit)を搭載し、110,000円前後の見込み。
HP ENVY 20 TouchSmart All-in-One
「HP ENVY 20 TouchSmart All-in-One」の春モデル「HP ENVY 20 TouchSmart All-in-One 20-180jp」は、HP Directplusで1月24日、量販店で1月29日に発売される。
HP Directplusモデルは冬モデルと大きく変わらず、BTOメニューに3TBのHDDが追加された程度。価格は75,810円から。
量販店向けのスタンダードモデルは、CPUをPentium G2120からCore i5-3570S(3.1GHz、ビデオ機能内蔵)へ変更したほか、地デジチューナを非搭載とした。メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8(64bit)、1,600×900ドット表示対応20型タッチ液晶の構成で、店頭予想価格は100,000円前後。
量販店向けのパフォーマンスモデルは冬モデルから仕様変更がなく、価格は140,000円前後。
最大25度の傾斜角調整が可能。本体サイズは約513×205~230×380~414mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約9.39kg。
HP ENVY 23 All-in-One
「HP ENVY 23 All-in-One」の春モデル「HP ENVY 23 All-in-One 23-160jp」は、HP Directplusで1月24日発売。HDDのBTOメニューに3TBを追加したのが主な変更点。価格は59,850円から。
最大25度の傾斜角調整が可能。本体サイズは約580×215~240×410~457mm(同)。重量は約10.8kg。
HP Pavilion 20 All-in-One
「HP Pavilion 20 All-in-One」の春モデル「HP Pavilion 20 All-in-One 20-b110jp」は、量販店で1月29日発売。
冬モデルではIntelプラットフォームの製品だったが、春モデルではAMDプラットフォームを採用。CPUがAMD E1-1200(1.4GHz、Radeon HD 7310内蔵)、AMD A68Mチップセット、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth、1,600×900ドット表示対応20型液晶、Windows 8(64bit)の構成で、店頭予想価格は60,000円前後の見込み。
最大12度の傾斜角調整が可能。本体サイズは約506×165~290×360~392mm(同)。重量は約6.25kg。