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日本HP、第4世代Coreプロセッサ搭載のデスクトップ夏モデル

（2013/6/4 11:00）

HP ENVY Phoenix 800

6月4日より順次発売
価格：オープンプライス

　日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、Intelの第4世代Coreプロセッサを搭載したデスクトップPCを含む2013年夏モデルを6月4日より順次発売する。価格はオープンプライス。

タワー型

　タワー型の新モデルは名称を変更し、「h9」や「h8」、「p6」の部分を数字3桁とした。具体的には、「HP ENVY Phoenix h9」は「HP ENVY Phoenix 800」、「HP ENVY h8」は「HP ENVY 700」、「HP Pavilion p6」は「HP Pavilion 500」、「HP Pavilion Slimline s5」は「HP Pavilion Slimline 400」になる。

　従来Z75チップセットだった製品は、Z87チップセットに刷新し、第4世代Coreプロセッサを搭載。X79チップセットモデルの「HP ENVY h8-1580jp」はゲーミング向けとしてHP ENVY Phoenix 800に属し、CPUなどのメニューはそのままだが水冷クーラーに対応した。また、全機種でキーボードがアイソレーションタイプに新しくなった。

　HP ENVY Phoenix 800のZ87モデルは、6月4日より受注開始。直販価格は139,860円から。筐体は同じ。

　CPUはCore i7-4770(3.40GHz)/4770K(3.50GHz)を用意。メモリ/HDD、ビデオカードなどのメニューは従来モデルを継承。新たにMicrosoft Officeを選択可能になった。

　量販店モデルも用意。Core i7-4770K、水冷クーラー、メモリ16GB、HDD 1TB(+SSDキャッシュ16GB)、GeForce GTX 660、BDXLドライブ、Windows 8 Pro 64bit、無線LAN+Bluetoothなどを搭載。発売は6月下旬、店頭予想価格は190,000円前後の見込み。

HP ENVY 700

　HP ENVY 700は、前面にシルバーのアクセントが入った新デザインを採用。また、従来HDDを縦向きにしていたBOXベイを、横向きのツールレスタイプ(3段)に変更し、拡張性を高めた。

　直販モデルが用意され、受注は6月4日開始、価格は89,880円から。CPUはCore i5-4570(3.20GHz)、Core i7-4770/4770Kの3種類を用意。また、Officeを選択可能になった。そのほかのメニューは従来とほぼ同じ。

　HP Pavilion 500はH61チップセットベースで従来と同じ。筐体はシルバーの入った新デザインを採用した。

　直販モデルは6月4日より受注開始、価格は39,900円から。新しいメニューとして、Celeron G1620(2.70GHz)、Core i3-3240(3.40GHz)、Officeが追加された。

　量販店モデルは6月下旬より発売。Core i3-3240、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8 64bitなどを搭載し、店頭予想価格は70,000円前後の見込み。このほか、Core i5-3470モデルが85,000円前後、Core i7-3770モデルが110,000円前後でラインナップされる。

　HP Pavilion Slimline 400は、H61チップセットベースで従来と同等。主な変更点は、シルバーを使った新デザインを採用し、Core i3-3240とOfficeが選択可能になった。直販モデルは6月4日より受注開始、価格は69,930円から。

　量販店モデルは6月下旬より発売。Core i3-3240、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8 64bit、Office Personal 2013を搭載し、店頭予想価格は120,000円前後の見込み。