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AOC、MHL対応のLEDバックライト27/23型フルHD液晶など
(2013/1/16 12:51)
シネックスインフォテック株式会社は、台湾AOC製のLEDバックライト液晶ディスプレイ「57シリーズ」2モデル、「60シリーズ」3モデルを発売する。価格はいずれもオープンプライス。
「57シリーズ」は27型の「I2757FM」、23型の「E2357FM」の2モデル。店頭予定価格は前者が32,800円前後、後者が20,800円前後。いずれも1月中旬に発売予定。
SD解像度のソースをHD解像度へアップスケールする「クリアビジョン」機能の搭載や、フォトフレーム風の設置もできるマルチスタンド機能を特徴とする。
I2757FMは非光沢のIPSパネルを用いた27型液晶。約2mmの狭額縁デザインを特徴とするが、ベゼルの内側9.2~9.4mmの非表示領域がある。応答速度は5ms。視野角は上下/左右ともに178度。本体サイズは622×130×449mm(幅×奥行き×高さ)。重量5.7kg。
E2357FMは、光沢タイプのTNパネルを用いた23型液晶。ベゼル幅は5.8mmで、内側に7.5~8.5mmの非表示領域がある。応答速度は2ms。視野角は上下160/左右170度。本体サイズは533×120×399mm(同)。重量は3kg。
そのほかの仕様は共通で、表示解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が約1,670万色、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が最大2,000万:1。-5~+15度のチルト調整が可能。消費電力は使用時40W以下、待機時0.5W以下。
インターフェイスはミニD-Sub15ピンとHDMI 1.3×2で、HDMIのうち1ポートはMHL(Mobile High-definition Link)に対応。ヘッドフォン端子のほか、2Wのステレオスピーカーも搭載する。
Windows上から、PCの使用状況に応じたディスプレイ設定を行なう「e-Saver」、仮想マルチディスプレイ環境を構築する「Screen+」、ディスプレイ設定をマウスで設定できる「i-Menu」といったツールが用意される。
「60シリーズ」は、24型の「E2460SHU」、液晶パネルを90度回転するピボット対応の23.6型「E2460PWHU」、同じくピボット対応の21.5型「E2260PWHU」の3モデル。店頭予定価格はE2460SHUが20,800円前後、E2460PWHUが23,800円前後、E2260PWHUが20,800円前後。E2460SHUが1月中旬発売、ピボット対応の2モデルは2月中旬発売。
E2460SHUは24型のTNパネルを使用。環境光の明るさを検知して自動的にディスプレイ輝度を調整する「i-Care」機能を搭載。ディスプレイへの電源を物理的に遮断できるメカニカルスイッチも搭載する。本体サイズは565.4×219.3×403.05mm(同)。重量は4.74kg。-5~+15度のチルト調整が可能。消費電力は使用時42W以下、待機時0.5W以下。
E2460PWHUは23.6型のTNパネルを使用。i-Careおよびメカニカルスイッチも搭載。パネルを90度ピボットできるほか、110mmの高さ調整、-5~+20度のチルト調整、左右各160度のスイベル調整が可能。本体サイズは565.4×244.6×524.2mm(同)。重量は6.2kg。消費電力は使用時35W以下、待機時0.5W以下。
E2260PWHUは21.5型のTNパネルを使用。i-Careおよびメカニカルスイッチは非搭載。90度ピボット、110mmの高さ調整、-5~+20度のチルト調整、左右各160度のスイベル調整に対応する。本体サイズは511×244.5×523.7mm(同)。重量は4.9kg。消費電力は使用時25W以下、待機時0.5W以下。
共通仕様はパネル解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が1,670万色、応答速度が2ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が最大2,000万:1。視野角が上下160/左右170度。
インターフェイスはミニD-Sub15ピン、DVI-D、HDMI 1.3。最大1.5Aの電流出力に対応する4ポートUSB 2.0 Hub、ヘッドフォン端子、2Wのステレオスピーカーも搭載する。
57シリーズと同じくWindows用ツールにも対応する。