キヤノンは、ビジネス向けA4モノクロレーザー複合機5モデルを9月13日より発売する。価格はオープンプライス。

　「Satera MF4500/4400」シリーズの後継製品。基本的な筐体デザインは踏襲しつつ、性能の底上げを図った。共通の特徴としては、5行表示対応の操作パネルが、これまでは斜めにせり出していたが、これを垂直状態に収納できるようになり、デスクサイドに置いた環境でも操作しやすくなった。また、スリープ時(有線のみ)の平均消費電力が約3W以下から約1.5Wに引き下げられた。

　両面対応ADFを搭載する最上位の「MF4890dw」は、最大印刷解像度が1,200×600dpi相当、コピー時印刷解像度が600×600dpi、階調が入力/出力24bit、コピー速度が片面25枚/分、両面7.7枚/分、ウォームアップ時間が13.5秒以下、ファーストコピー時間が9秒以下、対応用紙がA4～A5/レター/封筒など、最大給紙枚数が約250枚、ADF原稿セット枚数が最大50枚。FAX機能も搭載。

　消費電力は最大890W以下、通常スタンバイ時約5W、スリープ時約1.5W(有線)/約2.4W(無線)。本体サイズは390×368×360mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13.4kg。インターフェイスは、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。

　各モデルの主な機能は下表の通り。

「MF4870dn」	「MF4750」
「MF4830d」	「MF4820d」