リコー、実売5万円のA4カラーレーザーなど

IPSiO SP C241

9月5日より順次発売
価格:オープンプライス



 株式会社リコーは、A4カラーレーザープリンタ「IPSiO SP C241」、「同C230L」を9月5日、A4カラーレーザー複合機「同C241SF」、「同C230SFL」を10月上旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。

 店頭予想価格は単機能機が2モデルともに5万円前後、複合機が2モデルともに10万円前後の見込み。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008、およびMac OS X 10.3以降(複合機のFAX機能はWindowsのみ)。

●IPSiO SP C241、同C230L

 IPSiO SP C241、同C230Lはいずれも600×600dpi(最大9,600相当×600dpi)のプリントエンジンを持つA4カラーレーザープリンタ。自動両面印刷機能を備えるほか、フロントオペレーション採用、2行LCD装備、低消費電力/環境配慮素材設計などにより使い勝手を高めた。

 両モデルの違いは印刷速度と寿命で、C241は20ppm(片面)で18万ページまたは5年間のいずれか早い方、C230Lは16ppm(同)で9万ページまたは5年間のいずれか早い方となっている。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、CPUにARM9 220MHz、メモリ64MBを搭載。印刷色数は1,670万色、対応用紙サイズはA4~A6、レター、リーガル、はがきなど。給紙トレイの給紙枚数は250枚、排紙枚数は150枚。

 インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet。本体サイズは400×450×320mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約23.8kg。

●IPSiO SP C241SF、同C230SFL
IPSiO SP C241SF

 IPSiO SP C241SF、同C230SFLはいずれもスキャナを備え、コピー機能とFAX機能を備えたA4カラーレーザー複合機。プリントエンジン部はIPSiO SP C241をベースに、解像度は600×600dpi、印刷速度は20ppm(同)となっている。

 両モデルの違いは寿命で、C241SFが18万ページまたは5年間のいずれか早い方、C230SFLが9万ページまたは5年間のいずれか早い方となっている。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、CPUにARM11 400MHz、メモリ256MBを搭載。プリンタ部の仕様はC241と共通。スキャナ部はセンサーがカラーCCD、解像度が1,200×1,200dpi(原稿ガラス読み取り時)、出力階調が各色8bit、読み取り速度がカラー10ppm/モノクロ20ppm(A4サイズ/300dpi時)。FAXの通信モードはSuper G3。

 インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet。本体サイズは420×493×476mm(同)、重量は約30kg。


(2011年 8月 23日)

[Reported by 劉 尭]